【便秘=Constipation &  酸=Acid 】



このたびも、この医療系ブログ室へ、お越し頂きまして、心から感謝致します。

さて、前回の内容は、【・・若さと、水分・・】についてでした。

そして、今回も、前回について、大腸=Large Intestine,
この動画では、結腸=Colon・・・と言っておりますが、この動画では、
腸=Intestine・・・そのものに、脳=Brain・・・の機能を持っていることを、この動画で、述べております。

ここでは、この、【腸と脳との関係】については、述べませんで、人間、生きている中では、誰でも、多かれ、少なかれ、色々なものを、食べた結果、後で、大便として、肛門から、日々、順調に、排泄されてくるのが、健康な人の体調です。

ところが、人によっては、この排便が、うまく、いかず、便秘となり、心身ともに、不快な症状を、持つ人がおり、特に、精神科疾患の人の場合には、特に、この便秘で、悩む人たちが、潜在的には、大変に多いようです。

そして、その便秘の調子が良くなってくると、精神科疾患の病状も、良くなってくる=症状が軽減してくる・・・人たちが、これまた、潜在的に、大変に多いようです。

前回も、引用をさせて頂きました、信州大学特任教授、大橋俊夫著【腸のリンパを流せば、病気が逃げ出す】(PHP研究所 1400円)の本の、79ページの題名として、

「食物繊維をとる人は、腸が元氣」

と書いてあります。

確かに、便秘がちの人には、巷間に於いては、よく、「野菜などに含まれる、食物繊維が良い」・・・と、書いてある本は、たくさん、あります。

この理由には、腸内には、たくさんの絨毛突起があるので、そこを、植物繊維質によって、掃除が出来るという利点と、もう1つには、腸内の余分な水分を吸収して、肛門から、排泄してくれる・・・という2点の利点がも知られているからです。

それと、同じく、巷間に於いて、「腸に良い、飲み物・・・」としても、多種多様の、健康用の飲み物が、近隣のスーパ店などで、市販されておりますが、順天堂大学教授の、小林弘幸先生によると、1人、1人・・・、その「腸に良い」とされる。健康飲料の効果は、みんな、生まれも、育ちも、食べ物も・・・、それぞれに、違う生活習慣を経由してきているので、どれが、自分に良いのかは、わからない・・・と、述べております。

よって、その、腸に良いとされる、健康飲料は、1種類づつを、それぞれに、約2週間づつ、実際に、飲んでみて、心身の調子を、よくよく観察をしていく必要がある・・・と、小林先生は、あるテレビ局の健康番組の中で、そのように述べております。

さらには、私のように、異国にいた時には、キリスト教文化圏の国の患者様、また、イスラム圏の国の患者様・・・と、国籍、言語、宗教、文化・・などの違いによって、その患者様に対応していく方法は、それらに、敬意を払いながら、助言や治療を、しておりました。


そこで、前回も引用をさせて頂きました、信州大学特任教授、大橋俊夫著【腸のリンパを流せば、病気が逃げ出す】(PHP出版 1400円)の81ページの見出しには、「便秘防止に、酸(Acid)が役立っている」・・・と、書いてあります。
そして、大腸の蠕動運動を促進する物質の1つが、「酸(Acid)」です・・・と書いてあり、その「酸(Acid)」には、

1.酸=Acid・・・酢酸=Acetic Acid,  乳酸=Lactic Acid、酪酸・・・

などの「酸(Acid)」が、大腸を刺激し、蠕動運動を起こします・・・と書いてあるのです。


「乳酸(Lactic Acid )」は、私たちや、特に、スポーツ選手たちが、長い時間、酸素を十分に吸えなくなるような運動をした後には、疲労のもとになる「乳酸(Lactic Acid)」が、つくられます。

大腸内に棲息をしている腸内細菌は、当然ながら、酸素が少ないところで棲息をしているので、これを「嫌気性菌」と呼んでおりますが、その大腸内の菌は、1つには、糖を分解して、「乳酸(Lactic Acid)」がつくられます。

大腸内の細菌には、他に、酸っぱい「酢酸(Acetic Acid)」もつくり、それも、蠕動運動の促進をさせる作用となりますので、didoniから、お勧めしたい調味料として、お酢=Vinegar・・・を使った料理があります。

小腸・・・、特に、大腸は、大便を作るだけの器官・・・だけではなく、その人の生活環境・・・つまり、お仕事、心理作用、食べ物、飲み物・・・の中で、自ら、考えて、排泄作用を、行なっております。

さらには、大腸には、免疫医学=Immunity of medical=特に、リンパ=Lymph・・・の分野でも、まだまだ、世間には、知られざる働きがなされております。

世界的に見ますと、食餌療法と言えば、食材=Food=食べ物・飲み物・・・に関しては、その国、その国・・・によって、色々な食材が、提案されております。

けれども、それから、更に、もう1歩、踏み込んで、従来のFood=食べ物・飲み物に加えて、

5種類の調味料=味つけ=「苦い(Bitter)、酸っぱい(sour)、辛い(Hot)、塩っぱい(salty)、甘い(sweet)」の他に、

5種類の食材の色=「赤い色(Red color)、濃い緑色(Green)、白い色(white)、黄色(Yellow )、黒色(Black)」・・・、

の5味5色は、肺・心臓・脾臓・肝臓・腎臓などの、5つ内臓諸器官にとっても良い作用を及ぼす・・・と、数千年間も前に編纂された中国古代の医学書【黄帝内経「素問」・「霊枢」】の中にも、書いてあります。

さらには、その患者様の母国で育った伝統的な料理・・・の食文化と、その地域、その国で生産されている食材・・・にも、合わせて、その人の病気にあった、在宅で出来る治療法・・・の提案を、していくことが、一番大切で、患者様ご自身にとっても、一番、安心のできる自宅での治療法・・・のように思います。


本日も、御読み頂きまして、誠に有難うございました。

感謝・合掌

ちなみに、私の住む日本国の西部地域を、「九州(Kyushu)地方」と、日本国内では呼んでおりますが、内陸に発生した地震、M6~7が、ここ毎日、続いており、亡くなられた方々の他に、90000人強の人たちが、食べることも大変な避難生活を続けております。

関心のある方は、Twitterに、いろいろな方々のものが、すでに投稿がなされておりますので、そちらを、参考に、ご覧下さい。

また、世界的には、シリア国周辺の国々だけではなくて、その他に、アフリカ諸国からの避難民の人たちと、また、その受け入れ諸国にとっても、大変な思いをされている人たちが、大勢、おられます。

少しでも、この地球上に住む、全ての人たちにとって、より安心・安全に、暮らせるように、心から、お祈りを申し上げます。

By やおめん=Yaomen  治療院=Therapy House

Jidoni, in Tokyo, JAPAN





ペタしてね