【 呼吸 = Breath と、武道=BUDO=Martial arts 】


読者の皆様


本日も、ようこそ、この医療系ブログ室へお越し頂きまして、心から厚く御礼を申し上げます。


さて、本日は、呼吸=Breathについてです。

人間や動物、そして、魚・・・には、息を吸う、吐く・・・という、呼吸作用を、繰り返しをして、生きております。

その日本語には、世界の中でも、独特の歴史があり、その古代には、言霊(コトタマ)と言って、言葉、1つ、1つに、その人=人間性全体から、霊魂=元氣のエネルギーが、溢れ、にじみ出て来るもの・・・という見方、考え方が、秘かに、数少ない師匠から弟子に、伝えられていた時代が、ありました。

それを、一般の方々にも、少しでも、その大切なこと・・・として、理解をして頂く為に、神社の出入り口には、必ず、人間や動物にとっては、一番大切な、イザナギ(男)ノミコトと、イザナミ(女)ノミコトの間に生まれた、呼吸の神様・・・級長津彦(日子=男性)神=シナツヒコノカミ=志那都比売(日女=女性)神=シナツヒメノカミ、つまり、最初には、息を吐く神様として、口を開けている形をした動物を一体置いてあります。

因みに、それらの神様の名前の中のシナは、【シナ=息が長い】・・・という意味があります。

そして、その反対側には、息を吸う神様として、口を閉じている姿の動物を、これまた、一体、置いてあります。

これは、古代のインドの文化では、息を吐くのを、「阿=Ah-----」として、息を吸うのは、「吽=Nh------」として、それが、わが日本国にも、そのまま、「阿吽の呼吸」として、伝えられております。

英語では、深く息をすること=Breathe deeply・・・と、学研の和英辞書には掲載されてあります。

深い息は、長い息・・・ともなりますから、長い息は、「言霊(コトタマ)学」では、長い息=長生き・・・ともなります。

「短気は、損気」・・・とも言い伝えられておりますが、実際に、日本の伝統的な、武士=BUHI、武道=BUDO の極意は、究極の所は、この呼吸が乱れず、落ち着き、冷静沈着であること・・・と、徳川将軍の幕府を、陰で支えていた武道の達人の1人、柳生但馬之守宗矩=Yagyu tajimanokami munenori・・・の師匠は、禪=ZEN の師、沢庵和尚=Takuan osho が、
その柳生宗矩に、その剣=武道の極意を、教えていたことは、とても古い本の【澤庵と不動智の體現】の中に、詳しく、書いてあります。

たかが、息を吸うこと、息を吐くこと・・・なのですが、その息は、生きるに通じており、その息という漢字は、「息=自らの心」という漢字の合わせ字で、構成されております。

ゆえに、息を調える・・・ということが、単なる、健康に貢献する・・・ことだけではなくて、武士道の武道の極意・・・、自分の心=精神=spirit=mind・・・にも、通じている・・・だけではなくて、全ての人間にとって、あらゆる、お仕事にも、また、スポーツ・・・にも、共通して、呼吸法が、自分のBestを出せることに、利用が出来る方法・・・ということなのです。

本日も、御読み頂きまして、心から感謝致します。

読者の皆様方にとって、本日も、明日も、幸運の日々でありますように・・・

感謝・合掌

By やおめん=Yaomen 治療院= Therapy House

Jidoni in Tokyo, JAPAN




ペタしてね