1.パン・麺・ごはん等の炭水化物は、腸内で分解され、吸収されるのに、最大で4時間かかります。
その後は、吸収されて肝臓に蓄えられたグリコーゲンからブドウ糖が出来て、それが全身、特に脳に送られます。
午前中に頭を使う仕事をする場合には、前の晩の食べ物からのブドウ糖だけでは足りないので、だから、朝ごはんは、抜いてはいけないのです。
上記の文は、高田明和著【病気にならない食べ方】(中経文庫 495円)からの引用である。
2.ところで、今回からは、東邦医大教授 有田秀穂著【セロトニン生活のすすめ】(青春出版社 1100円)から、紹介をしていきたい。
セロトニンを作り出す原料は、トリプトファンという必須アミノ酸の1つである。
それは、大豆や納豆などの豆製品に含まれている。
だが、体内でセロトニンを合成する時には、ビタミンB6が必要である。
そのビタミンB6を含む食材が、玄米・小麦胚芽・サンマ・イワシにも含まれている。
3.肉食が大好きな人たちは、要注意ですよ!!!!!!・・・・・
動物性蛋白質は、セロトニンが脳内に取り込まれるのを妨げてしまうので、注意が必要である。
つづく