ペタしてね

以下の文面は、つい最近発刊されたばかりの、富永國比古著


【放射性物質から、身を守る食事法】(河出書房新社)本からの


引用である。



1.減塩を心掛ける。


2.油脂類、動物性蛋白質を摂り過ぎない。


3.大豆などの植物性蛋白質を積極的に摂る。


4.穀類は、玄米・全粒粉など、精白していないものにする。


5.新鮮な生野菜・果物を、できるだけ多く摂る。


6.アルコール・カフェイン・タバコ・砂糖は控える。

人工的食品添加物なども控える。


7.食餌全体のバランスとしては、芋類・未精白の穀類


(玄米・胚芽米・全粒粉・)などの炭水化物、豆類、新鮮な野菜と


果物、堅果類(クリ・クルミなどの堅い殻をもった木の実)、


海藻類を中心とした食餌にする。


                 中略


 放射性物質に対抗するには、「放射線によってもたらされる、


活性酸素を消去すること」と、「放射性物質の体外への排泄を


促すこと」が、自分で出来る対策なのです。その2つの方策は、


食事を工夫することによって可能です。その為の栄養療法・


食事療法として、私は「穀菜果食」が有効だと考えています。



          ジドニからの感想文


上記に掲示した食餌内容は、見ようによっては、「こんなもんで、


本当に大丈夫なの??」と思われる読者は、きっと多いだろう。


 だが、この本を購入して、本当に信頼度が高い内容なのだろう


か・・・? と思いながら、著者の富永先生に対して、大変失礼なが


らも、疑いの視点を持ちながら、読み進めていくうちに、男性医師


なのに、女性向けのクリニックを運営をされておられるというから


きっと心根の、とても優しいお医者さんなんだろうなぁーと、思える


文面が、随所に感じられたのである。


 そして何よりも、一番後ろに掲載されてある、引用・参照した文献


の量は、とてつもなく多く、その殆どが、外国からのものばかりであ


る。1200円という安価な本ではあるが、内容の信頼度と、誰にでも、


気軽に購入されて読んでもらい、日々の食生活に役立ててもらった


ら、自分や家族全員、そして、これから将来ある乳幼児たちの命の


健やかな人生を過ごしてもらえるのに、大変役に立つ内容ばかりで


信頼度も大変高いモノと思えたので、正直な感想として、この文を、


掲載させて頂いた次第である。



 日本が本当に先進国というのであれば、医療も原子力関連の


情報にしても、どこかの国と同じような、検閲を受けてから公開


して良い・・・というような、常にお上や大きな組織に依存している


のではなくて、あえて真実を公表をすることで、「ならば、どこを、


どうしたら、国民や子供たちの命と、家畜、動物たちの命も救える


のか・・・? 」という、自立した大人としての責任から出てくる、真の


具体策などの早急な行動と知恵が、色々と出て来るものと、筆者


は思っている。 ここでは、時の政治に関して、あれこれと言うこと


は避けるが、人間の命は、お金に代えられないし、その価値も、


地球よりも重い。


 なお、この本の冒頭には、広島原爆に遭った多くの被爆をした人


たちを、食事療法で救った、たった1人の内科医師、秋月達一郎


先生の、当時の貴重な食事療法が、詳細に公開・掲載されてある。


 原発事故時の放射能汚染に関して、恐怖感をもっておられる方々


にとって、これを読むことで、恐怖感が、かなり消失するのではない


かと思う。


 富永医師は、この事実を知ってから、自分のクリニックへ来院され


る大勢の女性の患者さんたちに対して、総合的な治療法の1つとして、


先生独自の食事療法も助言しているという。

                                    つづく