最優秀賞受賞に至る久留米絣とのご縁とは… | Katsuko: Afresh エイフレッシュのブログ

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「お洒落で機能的」をコンセプトににも着物にも合う帽子や雑貨を企画制作。2022年に着物をアップサイクルする「一糸想伝®️」プロジェクトを始動。2021年「着物は時代を物語る」をPOD出版。2024年『イラストでみる平安ファッションの世界』全国書店、書籍販売サイトより発売


5月に応募した第3回久留米絣デザインコンテストで最優秀賞を受賞しました!

https://www.hirokankou.org/design-contest-3/



製品化(まず反物になり、お洋服等に)もされるそうで今から楽しみです。


大阪の私が何故、久留米絣のデザインを

と思われる方が多いと思います。


応募のきっかけは、

3月の博多ロータリークラブさんでの卓話でした。






卓話まで時間があり、宿泊先向かいのアクロスに立ち寄ると久留米絣の展示があり覗いてみました。







その週は、広川町の野村織物さんが匠ギャラリーでお洋服や雑貨中心の展示販売をされていました。色柄も私の知る久留米絣と比べて明るいポップなものが多く驚きながらスタッフの方に声をかけたんです。





実は、私は30年程前、博多在住で久留米絣の半纏をメインに生産していた織物会社から、

久留米絣を使う洋服や雑貨のデザインを外注で受けていたのです。


その頃は伝統的な紺地のものばかりでした。

それが赤やグリーンで可愛い色柄が沢山!


30年超ぶりの衝撃的な再会に久留米絣とのご縁を感じました。

そしてスタッフの方に

広川町が街ぐるみで工場見学などもしていると伺い、

帰阪後、広川町観光協会のサイトを見て、デザインコンテストを知りました。


遠い昔の自分のお仕事が紡いでくれたご縁です。


今回モチーフにした太原(たいばる)のイチョウですが、広川町のシンボルツリーとしてホームページに上がっていた写真に魅せられ、実物はまだ拝見出来ていませんが、イメージが舞い降りてきました❣️


今後も伝統産業、福岡とも繋がりが広がると良いなと願います😊


そして、大阪も御堂筋の銀杏並木が有名です。

是非、大阪の方にもイチョウ柄の着物を着て頂き、この久留米絣が大阪と久留米、福岡の架け橋になれば嬉しいなと思います。