100年単位の話を2つほど目にした。

 

 一つ目は日銀が保有する上場投資信託(ETF)とJ-REIT(国内の不動産投資信託 )を100年かけて売却するという話。日銀が保有しているETFは2025年9月時点だと東証プライム全体の8%になる規模となっている。

 一気に売却してしまうと株価が暴落してしまうため、影響を与えない程度に少しづつ売却してすることにしたようだ。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB1964W0Z10C25A9000000/

 

 もう一つはロシアによるウクライナ侵攻だ。

 こちらは2022年2月から進行が始まり3年半以上が経過した今の戦況を歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリが解説している。ロシアがかなり攻めあぐねている状況で2025年に入ってから獲得した領土はほんのわずかとなっている。

 今年のスピードで進行を続けても残りのウクライナ領土すべてを征服するのには理論上100年が必要となると計算している。

 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB073WE0X01C25A0000000/

 

 日銀の場合はすでに大きな影響を持っている状況から影響を与えず撤退していく手段としての100年の売却計画となる。

 ロシアは戦争に100年もかかってしまう、前進していない意味での100年の戦争ということになる。

 

 ロシアのウクライナ侵攻はすでに膠着状態に陥っていて、第一次世界大戦の塹壕戦に例えられている。

 第一次世界大戦は前にテレビで見て、コテンラジオで聞いて、特に塹壕戦の悲惨さを感じていた。

 ロシアは引くに引けない状況になっているが、おそらくこのままで行くと内部の崩壊から継続できなくなり、撤退することは間違いない。

 日銀の方もこのまま株高が続けば売却スピードを上げるはずだ。

 

 100年先まで生きていることはできないが、この2つは100年先まではかからない。どのような結末が待っているかは5年もかからずにわかる。