国債とは
国債とは政府が発行している債券で、国の借金とも言われている。国民の税金だけでは政策を推進することができないので、国債を売って現金を用意する。言うまでもなく後で返さないといけないものだ。
購入する側から見ると、国債を買うことで資産運用を行うことができる。国が財政破綻しない限り必ず利子つきで戻ってくる。
国債の状況
日銀が国債を購入することで利率を低くすることが出来ることから、物価や景気を上げるために2013年から異次元の金融緩和の一環として国債購入が開始された。
2013年以降継続して日銀が購入していることにより、政府はあまり販売先を考えることなく国債を発行し続けることができた。
ただ、最近では景気が良くなってきたこともあり、日銀は国債の購入額を減らしてきている。
日銀が購入額を減らすことにより、政府としては国債の販売先を新たに開拓する必要が出てきた。
新たな販売先とは
今後はNISAを通じて国民が国債を直接購入すればよいと考える。
現在の制度では投資信託を通じて、間接的に株式や国債を含む債権の購入を行うことができる。直接購入することで、利用者は投資信託の手数料を回避することができる。さらに今までは利益が出た場合は税金を払う必要があったが、NISAを利用することで利率そのままのお金を受け取ることが出来るようになる。
手数料、税金を回避することで投資家の支持を得られるのではないかと思う。
具体的な制度
NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの枠がある。つみたて投資枠では年間投資枠120万円以内で積立、分散投資を行うことができる。また成長投資枠では一定の条件内の上場株式や投資信託を240万円以内で購入することができる。2つの枠の総額は1800万円以内に収める必要がある。
国債をNISAに入れるとしたら、この中で成長投資枠の中に国債を含めるか、第3の枠として国債枠を新設することができることと思う。
つみたて投資枠はドルコスト平均法を行うことになることから、株式など価格の変動要素が大きい投資信託で使うべきものであることから国債には馴染まないと思われる。
おわりに
今までも個人向け国債があり、1万円から国債を購入することができた。NISAに国債を追加することで、利用者の利益を増やしながら国債の消化を行うことが出来るのではないかと思う。
