きのう
に引き続き、保険について
きょうは保険料の仕組みです。
●保険制度の基本的な原則●
①大数の法則
数少ない経験では何の法則もないことでも、数多くの経験を集めるとある決まった傾向が現れることを言います。特定の個人の死を予測することは出来ませんが、同年齢の集団が1年間に何名死亡するかは、過去の死亡者統計から予測できます。
保険会社は、この大数の法則を応用し、過去のデータから死亡率や災害事故の発生率を求め、将来の死亡率などを見込んで保険料を算出しています。
なるほど
●死亡率●
ある年齢の人が1年間に死亡する割合のこと。
死亡率は性別・年齢により異なるため、生命保険会社ではお互いの公平を図るために、男女別・年齢別に個人が負担する保険料を決めています。
死亡率=1年間の死亡者数/年始の生存者数
●生命表●
ある集団(性別・年齢別)について、死亡率を観察し、人の生死の法則を表にしたもの。この生命表によって、生存率・死亡率・平均余命などの男女別危険度がわかります。
●平均余命・平均寿命●
生命表から各年齢の人が今後平均、何年間生存できるかわかる年数のこと-平均余命
0歳の人の平均余命のこと-平均寿命
②収支相等の原則
早くなくなって死亡保険金を受取る人や、満期まで保険料を払い込んで満期保険金を受取る人などさまざま。
払い込んだ保険料と保険会社から受取る保険金は一致しないことが普通です。
しかし、契約者全体でみた場合、契約者が払い込んだ保険料の総額と保険会社が受取人に支払う保険金の総額が等しくなるよう保険料が計算されます。
これが『収支相等の原則』
●保険料計算の3つの予定基礎率●
保険料は、予定死亡率、予定利率、予定事業費率(3つの予定基礎率)をもとに計算される。
契約時期、保険会社、保険種類により異なる。
①予定死亡率
死亡率を元に、将来の保険金の支払いに必要な保険料を計算。
予定死亡率が低いほど保険料は安くなります。
②予定利率
保険料の一部は、将来の保険金支払いに備え保険会社で運用される。
運用によって得られる収益を予定し、保険料はあらかじめ一定の利率で割り引かれる。
その割合に使用する利率=予定利率
予定利率が高いほど保険料は安くなります。
③予定事業費率
保険会社が保険事業の運営上必要とする経費を、あらかじめ予定して保険料に組み込んでいる。
その割合=予定事業費率
予定事業費率が低いほど保険料は安くなります。
●保険料の構成●
保険料は、将来の保険金支払い財源部分となる純保険料と、保険制度を維持するための費用付加保険料から構成される。
①純保険料
将来保険金を支払うための財源となるもの。
死亡保険料・生存保険料からなる。
予定死亡率・予定利率を基礎に計算。
②付加保険料
保険制度を維持;管理するための費用をまかなうもの。
予定事業費率を基礎に計算。
保険料、このような仕組みで構成されていたとは、
AFPの勉強をするまでまったく知りませんでした![]()
でもこうしてみると、納得納得・・ですよね。
知るって大事だなぁ・・と痛感しているチエコでした![]()
明日は配当金についてみていきます