メタボリックシンドロームと呼吸法
ここではメタボリックシンドロームというものについて、
改めて考えていきたいと思います。
まず、メタボリックシンドロームとはそもそもどういう意味なのでしょうか。
メタボリックシンドロームとは、日本語に直すと「代謝症候群」、または
「内臓脂肪症候群」という意味になります。
具体的に内容を説明すると、内臓脂肪型肥満に加え、高血圧・高血糖・高脂血症の
中の2つ以上を合併している複合生活習慣病の事を指します。
つまり、メタボリックシンドロームとは合併症の事です。
これがなぜ肥満という意味でよく使われているかというと、その合併症のすべての
要素が、肥満体質の人が陥りやすい病気だからです。
よって、メタボリックシンドローム=肥満ではなく、肥満の方の多くが
メタボリックシンドロームである、というのが正しい認識です。
メタボリックシンドロームの恐ろしいところは、そういった危険を含んでいながら、
自覚症状がほとんどない点です。
内臓脂肪型肥満は、通常の肥満とは違い、内臓につく脂肪なので、
外見では判断できません。
高血圧も高血糖も高脂血症も、血液検査などの検査を行わない限り、
自分ではわからないという方がほとんどでしょう。
この深刻ともいえる状態は、胴体の中の肝臓、胃、小腸、大腸、すい臓、腎臓などの
内蔵機能の低下です。
そしてこの原因のひとつが胴体の中の運動不足になっていることなのです。
そして、運動不足の改善で胴体の中の運動が忘れられているのです。
この胴体の中の運動不足を解消できるのが「呼吸法」です。
呼吸法によって呼吸機能に関係している筋肉群を動かすと、
内臓も動かされるので内蔵機能が改善されてメタボリックシンドロームを
予防したり改善することになります。
道具もお金もかからない「呼吸法」によって身体の内側の筋肉を動かすことで、
胴体内の運動不足が解消されて、自然治癒力を高めることができます。
そのうえ、運動能力が向上して姿勢がよくなり、内臓脂肪が排出されて
肥満が解消されます。