外科の技術といえば、どうしても脳神経外科や心臓外科のように、生命に直結するような分野を担当するドクターをイメージしがちです。また、外科は、一般の人にとっても理解をしやすい分野でもあるので、「お医者さん」という職業を持ちやすいところがあるといえるでしょう。実際に、白衣を着てメスを持っているような姿には、他の職業にはない、毅然とした雰囲気を感じさせ、生命を扱うという高貴な印象を受けるのは私だけではないと思います。
ですが、最近、私のこの外科に関するドクターのイメージを一新させられるような先生を見つけました。元赤坂診療所の仲尾保志先生がまさにその人でした。仲尾先生の専門は手などの繊細な分野を取り扱う「末梢神経外科」ということで、一見、華々しい技術を要求されませんが、実際には、そのエキスパートは日本ではほんの一握りという実に高度な外科技術ということなのです。
仲尾先生の素晴らしいところは、まず、その世界でもトップクラスの末梢神経外科の分野に関する治療技術です。実際に先生の治療実勢には、繊細な動きを要求される音楽演奏かの手を治療したこともあるということで、この治療に当たっては内視鏡や顕微鏡を使った精密技術を使った治療が可能ということで、実際にその治療例は実に多いということにも驚かされた限りです。
仲尾先生は、神経再建手術で、世界トップクラスの技術を持つスーザン・マキノン教授の下で師事した経験を有しており、さらに日本でも日本を代表する手の外科医である堀内行雄医師の下でも師事した経験を持っているなど、まさにこの分野では、素晴らしいキャリアと実績を積んできた先生ということがいます。また、研究者としても活躍しており、失われた神経を回復される組織工学の分野の研究にも力をいえられており、日本にこのようなドクターが増えることを願っております。