2008・11・1・saturday @西京極陸上競技場
関西学院大学VS京都大学
ここまで、危なげなく、(唯一ちょっとやばかったのは、甲南戦ぐらい?)
全勝をkeepしている関学と甲南に対し、FGが決まれば敗北、どうにか引き分け
に持ち込んだ京大との対戦です。
事前の予想は、関学が有利。
京大に秘策はあるのかが、焦点の試合です。
メンツとシステムチェックですが、
最初に関学から。
いつもどおり、デフェンスは、新チームでは3-3-5もちらほらありましたが、
最近は、#11深川匠、#7坂戸遼平をインサイドLBに#90古下義久をOLBにもっていった
3-4-4で統一されて安定感を得ています。
オフェンスは、ショットガン。昨シーズンとは若干の変化をつけていて、
パシングモアの4ワイドになることは、希で(よっぽどロングのときだけ)
基本は、3ワイドでツーバック、もしくは、ワンバックにTEといった
ランを昨年より強調したパーソナルです。
この試合の好調なRB陣の誰使うか、興味あったのですが、
#27の浅谷貴之が、メインに使われておりました。
一方の京大ですが、
こちらは、大変で攻守ラインが大コンバートでした。
前節の試合で主将の#52落合展が怪我ということで、
(試合に出られないほどシリアスではなく、
RTの#73岩崎一洋が負傷した後には、RTに入っていました)
センターには、DTの#77岩橋審を回し、タレントの均衡を強いるため、
変わりにLTの#59内尾優をDTに、LTには、#65角壯志をGからまわし、LGには、
#55大嶽浩志が入っていました。
(この辺は、実は、シーズン当初からちょっと疑問点でして、
#59内尾優は、DLで使うものだとずーっと思っていました。
それぐらい、DLのタレントは、キープしないといけなからです。
京大首脳陣が、#59内尾優のDLでのパフォーマンスに不満を持っているのか、
OLパートへのテコ入れなのかは不明です。
が、秋以降、#59内尾優はOLに回し、 DLは、負傷者の関係もありますが、
ずーっとタレントレスな感じでした。
なにいおいても、DLのタレントはキープしたいので、
私は、#59内尾優のOLコンバートもちょっと理解できませんでした。)
#77岩橋審をセンターに回したのは、昨季までセンターだったこと、
NGに#93早川悠真というタレントが対面にいることなどからだと思います。
デフェンスは、
ニッケルのデフェンスかと思いきや、
ランが多めの関学ショットガンに対応するため、パーソネルは、4-3-4のベースメントでした。
この陣容からは、パスは決められてもいいが、タックルをしっかりする、
その分、ランを止めに行く、作戦が窺えますが、、。
注目のベストアスリートの#91三井勇洋をどこに配置するかの点ですが、
DLとLBの中間に配し、ワンテンポ遅れた、パスラッシュ、そこからパスカヴァーのため、
ドロップという形でした。
試合そのものは対等に試合をしていたのは、1Qの半分ぐらいで
その後は、一方的なワンサイドゲームでした。
京大の最初のシリーズは、パスが割りと決まり、かつ
中央のFBのダイブ系のプレーがかなりゲインしていて、
フィールド半分くらいまで攻め込めました。
パントに終わるのですが、これぐらいライン戦がやれているのならと
首脳陣も思ったことだと思います。
が、ここから関学の猛攻がスタート。
最初の関学の#18萬代亮へのTDパスですが、
#16加納友輔を見ている限り、ポンプフェイクのダブルムーブだったみたいです。
レシーバーのコースを確認できていませんが、、、
縦のパターンでDBの#23塩見典大は完全に抜かれていました。
実は、この後、関学の狙いが明らかになるのですが、
こっちのCBを集中的にねらう予定だったみたいです。
これは、反対側の#14田端秀人との兼ね合いもあると思います。
こっちサイドのCBは、当初、#47阿部友佑だったり#23塩見典大だったりと
京大首脳陣も決めかねているようです。私が見た感じ、
サイズやタックルに若干難があるも、マンツーマンの能力は、#23の塩見典大のほうが、
高いと、京大のコーチたちは、見ているようです。そこを関学がねらいました。
この後、オープンのランもパスもこっちサイドに雨アラレと展開し
途中でCBの右左を変えたり塩見が負傷で#47阿部友佑に変えたり、京大も色々やっていました。
しかし、試合内容として、ライン戦も含めて敗色濃厚で
ここのマッチアップがキーになったというわけではありません。
この後、試合としては、関学のランにもパスにも京大デフェンス陣は振り回され、
殆ど止まっていない状態。
又、京大の攻撃は、FBのみのワンバック体型が多く、当初パスで攻める予定だったみたいですが、
これが、上手くいったのは、1Qの半分ぐらいで、殆ど、不発。
今まで決まっていた、ロールアウト系のパスが残りヤードがロングで
パスを予想され時が多く、パスプロがずたぶろで、殆ど、持っていませんでした。
(#93早川悠真にやられていたというより、両エンドにOLのG,Tが、やられていました)
これで、一方的な試合展開となりました。
京大のデフェンスは、この後、どうにかラン、パスに対し、
対応でき試合中盤以降は、ゴール前に攻め込まれるも、関学のTDを
防ぐという善戦を見せるのですが、
オフェンスの(エグゼキューション)施行の不味さから、
インターセプト、パントブロックetc(所謂アメリカで言う、point off)
チームとして失点することが、多く、ワンサイドゲームになりました。
勝敗のポイント。
京大は、追いかける展開になり、プレーコールで、
パスとランがばらばらになったこと。
フルバックのダイブ系からのフェイクのプレー、
若しくは、キーになっていたパスの裏プレー、ドローやスクリーンのプレー
ロールアウトの裏プレーなどコールして、
ランとパスがばらばらにならないようにしたかったが、
追いかける展開、残りヤードが長い状況で
組織的なコールが出来なかった。
一対一では負けているところを組織的なコールで勝負したいところを
全くの逆の展開、一対一で勝負させられている状況でした。
デフェンスは、ランが止まらなかったのは、痛かったけど、
中盤以降は、関学のプレーコールが保守化したこともありますが、
よく奮闘していた。
関学ですが、さいしょのシリーズは京大の激しい当たり、ヒットにちょっとばたばたしたけど、
一番は、大きなミス、ターンオーバー(インターセプトも含めて)がなかったこと。
安全策でタレントのマージンを活かし、完勝でした。
ただ、ゴール前で攻めあぐねていたのは、事実。
この辺は、立命戦に向けての課題です。