2008 甲子園ボウル in NAGAI 立命館大学VS法政大学 詳報 | 勝手に応援、関西学生アメリカンフットボール

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 関西地区で大変盛り上がっている学生アメリカンフットボールを、

勝手に記事にします。

偏向、誤り、思い入れ、多々あるかと、思いますが、どうかご容赦を!。

2008/12/21 sunday


甲子園ボウル in NAGAI


立命館大学VS法政大学



 アメリカン・フットボールの学生日本一を決める試合です。
試合前の下馬評ですが、私の周り(といっても小さい輪ですが)
でも、わからないが一番多かったですが、
立命が若干有利かというのが二番目に多かったです。


【メンツとシステム】

 選手の出席、欠席の状況ですが、
法政は殆どベストの布陣、#29原は、腰痛を抱えていたようですが出場。
 試合の途中、中心選手が何度か、怪我をして出られない時間があったのが、
ちょっといたかったです。
 立命も殆ど、ベスト。OLのRTの#55岡崎は、#77の真田と交代出場で
ドライブごとに代わって出ていました。途中、Cの西川が出ていなかったときは、
#77の真田がCに入り、RTに#55岡崎が入っていました。
 システムですが、法政については、よく知らないので、簡単に、、。
デフェンスは、4-3のベーシック。
オフェンスは、ショットガン、主にIのセットバック、ワンバックが
主です。QBは三人で併用し、ランでボールキャリーになるのは、FBがボールを持つことは殆どなく、
TBの原が殆どキャリーします。
 立命も、リーグ戦と殆ど代わらず、
デフェンスは、4-3。ロングでダウンラインメンを3メンにしたカバーのパッケージが
ちらほら。
 オフェンスも取り立てて新しくなく、Iフォーメーションとショットガン併用。
丁度半々ぐらいです。
この試合用のプラスアルファとして、アンバランス体型を多少織り交ぜていました。

 
 【前半】


 前半というか、1Qは、立命の圧勝ペースでした。
ライン戦でかなり優位に立っていた立命は、ランは勿論好調。
パスもQB#11松田(大)のパスの精度が冴えにさえ、一方的な試合展開でした。
法政のデフェンスは、たちあがりで調子がわからないまま、やられまくっている感じで
とめる糸口がつかめていない感じでした。
 最初のドライブでゴール前まで迫った立命は、
1stダウンでタイトフォーメーションからランをコールし、法政はゲインされるもなんとかとめ、
2ndダウンで、同じ、タイトフォーメーションからパスをコール。
インサイドレシーバであるFB#41姉川へパスをヒットさせ、タッチダウン。
ゴール前でのタイとフォーメーションからフレアでばーっと広がった感じ、
マークされていなくもなかったのですが、#11松田(大)がパスをヒットさせました。
 法政は、オフェンスもかなりライン戦で負けていて苦しい展開で
苦し紛れで投げたパスが、立命デフェンスのSS#12今西にインターセプトされ、
いきなり自陣でのデフェンスとなります。
 ここでの立命は、FGを成功させ、9-0とします。
2Qでの、立命のTDプレーもパスでして、
レシーバー4ワイドの状況で、右のインサイドスロットのWR#尾崎が、LBのマークしかも、
セイフティが3逆サイドの左に寄っていると、みるや、ピンポイントで#11松田(大)がパスをヒットさせ
タッチダウンとなりました。
(ちなみに、マークしていたLBは、主将の#47影澤でした。)
これで、16-0となります。
 
 ところが、ここらあたり(2Q途中)から、法政のオフェンスは、相変わらず、進まないのですが、
デフェンスが、機能しだし、立命のオフェンスをコントロールしだします。
 そして、立命を自陣に追い詰め、
パントを強い、立命がエンドゾーン内で蹴るそのパントをブロック。
SFの#34松田が押さえ、法政スペシャルチームでTDを上げます。
 負けているときこそ、スペシャルチームで頑張るというフットボールの鉄則を
まざまざと見せ付けたかのようなプレーでした。
 立命が、最初のTDのTFPを失敗していたため、
法政は、この後、TFPで2点をチョイス。このTFPのプレーめちゃめちゃ凝っていて尚且つ、
それが、見事に成功した例でして、
最初、ショットガンで4ワイドのパスっぽい体系から、シフト。モーションを繰り返し、
ショットガンのQBの位置に、RB#29原をセット。ボールを扱える選手を全部左サイドに持っていき、
右はRT一人(しかもTEが入っている)のアンバランス体型にします。
そこから、#29原が右のオープンに走るプレーなんですが、RTに入っているTEが、DEを捕らずに、
奥のLBを捕りに行き、わざと、コンテインマンのDEと原を一体一にさせ、
スピードのミスマッチで原がDEを振るきり、TFP成功となりました。
 ゴール前のプレーって決まるかどうか、なんですが、
こんなに綺麗に決まったのも珍しいです。
 法政が輝いたのは、このプレーだけだったかもしれません。


16-8でハーフタイム。


【後半】

 この辺から、試合の見方が難しくなってくるのですが、
8点差で一応、TFPでツーポイントを選択するとワンドライブで追いつく点差です。
が、立命のパスの精度が2Qあたりからがくんと落ち、
法政のアジャストが的確になり、ランもあまりでなくなってきました。
 法政のフロントが善戦していたというより、
Sfの#34松田のランサポートが兎に角、的確、且つ強烈で
幾度と、立命のランナーを的確にタックルしていました。
法政のMIPには、#29原が選ばれるのですが、私個人的にには、DB#34松田に与えたい。
 法政が追いつくなら、正にここがチャンスだったのですが、
それ以上に、シャッタウトしていたのが、立命のデフェンス。
 法政は、殆ど攻める糸口をつかめませんでした。
法政オフェンスは、時折、プレーが上手くいって数ヤード・ゲインするのですが、
 ファーストダウンを連続でとるのが、大変
難しい状況。況や、ドライブしてTDとなるとかなり難しい感じでした。
立命オフェンスにターンオバーが起きて、良いフィールドポジションで
法政が、オフェンスを始めることが、出来れば、もしかして、、と
思いましたが、そんなことは起こりませんでした。
 この守備合戦だった、後半に派手な、ミスを立命がしなかったのが、勝因の一つです。
勿論、立命の強力な守備が法政を押さえ込んだのが、一番の要因ですが、。
 この消耗戦といってもいい、後半で試合は決まりました。
4Q、立命がしぶとくゲインを重ね、時間をそれこそ消費し、
ドライブし、FGを成功させ、ツーポゼッション差になったところで、ゲームそのものは、
決まりました。


【勝因と敗因】 

試合を決定付けたもの。法政のデフェンスも頑張ったのですが、
やっぱり立命のデフェンスにつきますね、、。
パントブロックからの失点だけで、事実上完封です。
 法政は、最初ベストの布陣だったのに、
主力選手、#47影澤、#71田部谷、#79黒澤あたりに怪我人が出て、
軽い怪我で試合には戻れたものの、
出られていなかった時間があったのも、痛かったです。

 試合中、ずーっと一本差で、なんとかなりそうでしたが、
なりそうな感じは、ちょっとしなかったです。


 MVPは、立命DBの#12今西
 MIPは、法政RB#29 原でした。
個人的には、法政の#34松田にあげたいです。