2008 関西学院大学VS立命館大学 | 勝手に応援、関西学生アメリカンフットボール

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 関西地区で大変盛り上がっている学生アメリカンフットボールを、

勝手に記事にします。

偏向、誤り、思い入れ、多々あるかと、思いますが、どうかご容赦を!。

2008/11/30 sunday
@神戸ユニバー記念競技場


関西学院大学VS立命館大学


 全勝対決での最終戦となりました。
試合前の下馬評は、圧倒的に関学有利。
タレント的に見てということと、立命は、リーグ戦でも苦戦続きで、
オーガナイゼーションでもたもたしていたのを
ファンは見ていたからだと思います。
 二強といわれて久しいですが、
今年ほど、関学が有利といわれた年はないんじゃないでしょうか?。

 私的には、関学有利と言われながらも実力拮抗している両チームの対戦、
試合の直前は、お互いのランをとめあい、パスがより多く決まったほうの勝ちと見ていました。
で、関学の方が、パスが決まるだろうから、、関学の勝ちと、、。
 ところが、試合展開は全然ちがいました。


【メンツとシステム】

 先ず、メンツとシステム。
関学ですが、オフェンスは、近年カレッジで主流になりつつあるショットガン。
ですが、よりランが多め。
メンツですが、春の社会人松下電工との試合で鮮烈でビューした#55谷山がセンターで
定着しつつあります。一年生でこの大一番スターターとビッグルーキーです。
そして、オフェンスでは、もう一人秘密兵器が、、。
#14松岡。最初のキックオフリターンで、え、14番って誰?っと思っていたのですが、
 なんと、一年生で松岡というのだとか、、、。
この後、ランナーとしても頻繁に登場しました。
デフェンスでは、SFは、ずーっと#8善元だったのですが、この試合、#3の藤本が復帰。
デフェンスは、いつもの3-4-4です。

 一方の立命ですが、
こちらも、ほぼベスト。前の試合の途中で負傷したRTの#55岡崎が、
アウトで代わりに#77真田が入っていました。
オフェンスは、リッツ・ガンと米倉コーディネーターの執念といってもいい
Iフォーメーション。
 デフェンスもベストで4-3-4です。


 【前半】
  
 私、本当は、気合とか、精神主義で試合内容やプレーを評価したり、分析するのが、嫌いです。
どんなに精神面で上回ろうと、
物理としてとしてより多く動き、より早く動き、
より大きいものが、冷徹に勝利するのが、アルティメットスポーツと呼ばれる
アメフトです。
 そうでなければ、プレーの是非、スカウティング、オーガナイゼーション、作戦
すべて成り立たないと思っています。
 一生懸命プレーするのは、褒められたことでなく、やって当たり前です。
しかし、この日の立命は、精神面というか、目標をきちっともって
プレーするという意味では、本当に凄かったです。
 自分たちには、捨てるものがないんだと言わんばかりの初志貫徹というか、
プレーでのアサイメントの実効ぶりが際立っていました。
 又、完全分業制のアメフトは、なにも、みんながすべてをやる必要ななく、
与えられたアサイメントをきちきちっと実行するスポーツなんだということを
まざまざと見せ付けられました。
立命は、最初のドライブから積極的に不得意とされるパスをぼんぼん投げ込んだのも、そうだし、
 今、NFLでも話題の
ショットガン体型でQBの位置にRBをセットしランをコールする
ワイルドキャッツ・フォーメーションを取り入れたのもそうだし、
兎に角、オフェンスは、一つ、一つのブロック、デフェンスは。一つ一つのタックルが
見事の一言でした。
 そして先制のTDを決めたRB#26松森この日の彼は、兎に角走りの切れが見事で
素晴らしい走りでした。このランも関学のデフェンスのオーバーフローを見越しての
カットバックだったわけですが、ほんとに凄かったです。
 一方の関学のオフェンスと立命のデフェンスですが、
こっちも立命の早いアジャスト、正確なタックルに一つ一つのプレーは、
決まるものの関学のプレーヤーは、どこかあたふたしている感じ。
 これは、オフェンスもデフェンスのそうで、受けてたっている感じでした。
デフェンスで冴えを見せたのは、立命のワイルド・キャッツ・フォーメーションに
直ぐ、対応してみせたこと。暫くは、"いかれて"いたのですが、
2Qあたりから、インサイドでペネトレイトが多くなり封じこめました。
QB#16加納の負傷も痛かったのですが、加納が、下がっている間に
#17浅海が、TDをあげます。このプレーは、ブロックを見る限り、
QBの決め打ちのドロープレーで、最初からQBが走ることが、決まっていました。
ゴール前でQBドローは、レシーバーのカバーがマンツーに
なっていることが多いため、よくあるプレーコールです。
 前半は、10-7で立命がリードして、折り返し


【ハーフタイム】


【後半】

 3Qの関学のスペシャルプレーをやっぱり書かないといけません。
RB#99でファーストダウンをとった直後、
関学は、ランフェイクのプレーアクションでスペシャルプレーを見せます。
レシーバーもフリー。#16加納から投げられたボールは、レシーバーの手に当るも落球。
TDにはなりませんでした。
"たられば"は書きませんし これが、すべてでは、ありませんが、
この日を象徴する関学のプレーだったと思います。
 逆に立命のオフェンス。
RB#26松森のロングゲイン。このプレーもブロックが完璧でした。
ここでは、逆ですが、この松森に追いついた選手を紹介したいと思います。
ランでのロングゲインの場合大概タックルするのは、逆サイドのDBなのですが、
なんと、松森がスピード緩めたのもありますが、追いついたのは、
LBの#68吉井。LBってスピードでは、RBとミスマッチなのにほんと凄いスピードです。
覚えておいてください。
 ゴール前でファーストダウンを得るのですが、ショートヤード専門の#33山本が
あっさり中央を衝きTD。
 これで、17-7となります。

 第4Qは、関学のドライブで始まったわけですが、
丸々12分残っていたのに、関学にこのクォーター二回目のドライブが回ってきた時、
もうゲームが決まっていると誰が予想したことでしょう。
 4Qの最初、苦しげにドライブするも、パントに追い込まれた関学。
この後の立命のドライブが、兎に角圧巻でした。
この試合のすべてといっても過言ではありません。
 Iフォーメーションになり自慢のRBをとっかえひっかえ繰り出し、
ランをコールするのですが、
これが、全然止まらない。関学デフェンスもボールコントロールで
ランがくるのが判っているのに、止まらない。
 立命のランナーは、すべてのダウン、確実、着実に前に進みます。
コーチもマンツーマンにして、ランをとめろとしか、指示が出来ないわけで
試合を支配した立命の全てが、このドライブに出ていました。
 一度、3rdダウンで止まったのですが、選手は、ギャンブルを要求するかの如く
ベンチを見ます。立命ベンチは、当然ゴーサイン。
本当は、ガッチーコールと言いたいところですが、
まぁ二回のシリーズでしか、追いつかない状況とこのランの進みぐわいでは、
 ここは、ギャンブルを選択して当然です。逆に反則のディレイまでとって時間つぶし下がって
パント蹴っても勢いを失ったかもしれません。
 ギャンブルは、当然成功。
この後、このシリーズは一応、止まるのですが、関学は、この立命のオフェンス中に
時間を確保するためタイムアウトを使い、オフェンスは大変苦しい状況です。
 関学の最後のドライブは、結局立命DB#24毛利のインターセプトに終わり
万事休す。
 立命の勝利を終わりました。


【試合のポイント】
 勝因はなんだったのでしょう?
これって本当にアップセット?。
鳥内さんは、ランナーの差って言っていましたが、
 物理面だけ言えば、立命のランが止まらなかったことがすべてだと思います。
又、関学のオフェンスを立命のデフェンスがコントロールしたこと。
ああぁ、すべてのチームが出来るわけなくて、立命のタレントだからこそ、出来たこと
だと思いますが、あぁこうやったら、止まるのかと、思い知らされた感じです。
関学のオフェンスって基本的に、相手を左右前後に広げて、スピードを生かすオフェンスなんですが、
ショットガンからのランのオープンが2Q以降、殆ど止まっていました。
又、そのフェイクから、逆サイドに振ってパスとか投げるのですが、
これも、タックルが正確でRACを許さなず、びしっととめていました。

 でも、やっぱりこの試合に限っては、私の嫌いな立命の精神面の勝利をあげたいと思います。
試合に出られない#44浅尾主将の思いが兎に角、目の前のアサイメントをきちっと
目的意識をもって実行するという姿勢になってすべて出ていました。
 そして、アメフトは、ぶつかり合いのそういうスポーツなんですね。
関学は、1Qで圧倒された後、そのまま気がついたら4Qまでいっていたと
言う感じでしょう?。

 甲子園ボール(長居で行われますが、)には、立命が出場します。


【MVP】

 MVPは立命#26松森。
松森も4年生、精神面の充実を感じました。


今季の立命館大学の試合。

立命館大学VS神戸大学


立命館大学VS京都大学