2008/9/23 @EXPO FLASH FIELD
京都大学VS神戸大学
二日前、雷雨で順延になった試合ですが、
二日後に行われました。
天候は、晴れ。
両校とも、前節勝利を上げているチームです。
特に神戸大は、二強に準じる強さを持つといわれる関大を破っており
勢いを感じます。
見所は、神戸大のTD誌選出のall japanの#24大園を中心とした
ショットガン・オフェンスと京大のデフェンスとのマッチアップです。
これが、最大のキーとなると予想されていましたが、、果たして、、。
神戸大のショットガンは、#24大園をSEにだし、
#7稲垣と#83東内のTEを二人セットさせたりスロットに入れ
RBは、#1小椋一人の陣容です。
昨今の学生のショットガンは、パス体型ながらランが多めのプレーコールだったりしますが、
神戸大のは、パスを強調したタイプ。
対する、京大デフェンスは、けっこう変わっていました。
京大のDBは、3年生中心ですが、みなが昨期よりのスターターで2年目となります。
スピードという面では、駿足そろいとは、いえ多校より若干劣る京大のDB
ここのマッチアップがキーです。
で体型ですが、簡単にいうと、3-3-5のニッケルデフェンスでした。
5人目のニッケルには、#23塩見が入ったり、#20永田が入ったり。
MLBにコンバートされ、話題になっていた三井をなんとDEに
アスリートの#91三井でパスラッシュをかけようという作戦。
というのも、京大もDLとOLで色々ありまして、
当初DEだった#67内尾を現在は、OLのLTで起用しています。
Cだった#70植田が怪我で使えないようで、#52落合をCにまわし、タレントレスになったOLパートに
#67内尾を回しています。
3人のDLでラッシュ時々、LBが一人入って4人でラッシュという形でパスラッシュをかけます。
基本的には、ラッシュで潰すというより、投げさしてインターセプトをねらうという形でした。
何回か、ブリッツをかけるだろうと思っていましたが、殆どなかったです。
(多分、一回もなかったと思う)
昨季は、神戸大の#24大園をOLBとWRの#82中村をDBにまわしダブルチームでマークし
(というより、バンプなどでダウンフィールドにすら出させない感じ)
兎に角、ボールに触らせないという主旨のデフェンスでしたが、
今年も、主旨は同様で、パスが飛んでくる可能性が高いダウンでは、春の負傷から復帰した#20永田が
マンツーでついていました。これは、、ゾーンであれマンツーであれ、どんなに大きくモーションしてもべったりついていました。
結果から先にいうと、これら京大のデフェンスがすべて大成功でした。
神戸大のQB#4大原、#11東野二人とも、インターセプトを連発し自滅。
#24大園は殆どキャッチできず(多分数回キャッチしただけ)目だった働きはありませんでした。
もう一つの大園対策ですが、キックオフのリターナーにも#24大園は入っていたのですが
徹底して低いキックでかなりよい攻撃開始時点を与えてまで、
#24大園にはスペシャルチームでもボールを触らせないという作戦でした。
神戸大の対策として、メタメタだった前半に変わり後半は、ラン主体というか、
京大のフロントの数が一人少ないので、ショットガン体型のまま、
ブロッカーをもう一人入れた、FBの#47大月を入れたラン主体で攻撃するかと
思われましたが、ブロッカーが少ないままのランが中心でこれには、
若干ライン戦でマージンのあった京大も充分対応できていました。
ツーバックのラン攻撃が出来なかったもう一つの要因は、前半終わり、
20点の差があったためキャッチアップのため、パスを優先させたのかもしれません。
まぁ結果論だし、"たられば"ですが、丸まる後半全部あったので
じっくりラン主体しかも、ブロッカーを多くしたランで攻撃して欲しかったです。
後半パスを多投したことが、傷口を広げる結果となりました。
後半に4thダウンギャンブルでキャッチしていたパスをハードヒットで落球したのも
惜しかったです。敵陣だったし加点すれば、流れが変わったかもしれません。
神戸大のコーチの一人は、サイドラインでプレーチャートを地面に叩きつけていました。
後、神戸大オフェンスは、負けていたからかもしれませんが、ハドルにいつも
時間がかかりぎりぎりでした。でディレイ・オブ・ザ・ゲームの反則も何度かとられていたので、
これも、ボールコントロールの意味で意図してやっていた感じではなく
テンポよく攻められなかった要因の一つです。
一方の京大オフェンスVS神戸大デフェンスですが、
こちらも、ライン戦で若干京大が勝っており、京大のランが割とズビズバというほどでは、
ありませんが、ロスしない程度に自由に出ており、楽にコールできる感じでした。
京大は、今年よりクイックヒットのTフォーメーションからIにしたわけですが
伝統のトリプルオプション中心にというよりは、ロールアウトのパスがびしびし決まっていました。
この試合に限っては、#82中村より二回生の#18坂田のほうが、タイミングがあっている感じでした。
神戸大の左のCBがTDを取られたり負けていたので後半から変わったのですが、
後半は、京大は得点差を守るため、より保守的にボールコントロールに徹したので
あんまり影響はなかったです。
京大は、プレー開始の際、TB遅れて入ってくるのですが、その意味は最後まで判らなかったです。
ライン戦で勝っている方が、ずーっとリードしていてそのまま保守的にゲームを
展開したので、途中、神戸大のパントブロック、京大のインターセプトも
あったのですが、3Q中盤以降、神戸大が逆転できそうな感じにはならなかったです。
ゲームプランも含め、京大の完勝でしょう。
勝因は、デフェンスの策が大当たりだったことと。
(神戸大のオフェンスラインのほうは、それほど、負けている感はなかった
インターセプトも、プレッシャーを受けて投げたパスが、インターセプトという感じではなかった)
ライン戦で攻守ともにマージンがあったこと。
この試合のMVPは、京大は、WRの#18坂田。
神戸大のMIPは、DLの#99小澤。#99小澤は凄いですね、、。
DTでライン戦で負けていたのに、サックを決めていました。