2007 秋 立命館大学VS京都大学 詳報 | 勝手に応援、関西学生アメリカンフットボール

勝手に応援、関西学生アメリカンフットボール

 関西地区で大変盛り上がっている学生アメリカンフットボールを、

勝手に記事にします。

偏向、誤り、思い入れ、多々あるかと、思いますが、どうかご容赦を!。

2007/10/28
@西京極
天候晴れ


 立命館大学と京都大学の一戦です、
試合前の下馬評でも立命が有利というのが私の周辺も含めて大勢でした。
ただ、京大の若手中心のDBに比べDLを含めたフロントはタレント揃いなので、
それほど、立命のランは出ず、パス・プロテクションも苦労するのでないか、
いったあたりが、大体の予想です。

 天候は、吃驚するほどの快晴で10月も終わりだというのに
暑いぐらいでした。


 両軍のメンツ・チェックですが、
先ず、立命は、前節の同志社戦での反則行為によりRBの#26松森選手と
#1の本多選手がこの試合の前半出られません。
OLでは、左ガードの河原選手に変わり、前の予想の記事で
センターとガードはとっかえひっかえと書きましたが、
#50の大西選手が入っていてセンターには#62の西川選手、右Gには、#59の浅野選手と
この二人は、ベストの布陣でした。
デフェンスでは、#31の乗次選手が、(いつからかは、知りません)復帰。
これまでSFに入っていた#4の町選手は、CBに戻っていました。
LBの#54名和選手がアウトで#60の相馬選手が入っていました。

京大は、#20の永田選手がSFで復帰。
又、DLでは、リーグ戦前半では、左DEに#44の植田選手が入っていましたが、
ここ最近の試合では、#11の武藤選手が入っています。
この武藤選手は、元DBでラインまで出来る超ユーティリティ・プレイヤーです。
DTの三井選手が下がった数プレーのとき、植田選手が入ってきたので
植田選手も万全のようです。
OLもずーっとスターターが固定できなかったのですが、
ここ数試合は、左のタックルに一回生の#68内尾選手が入っています。
後で、詳しく書きますが、#39のRBの高松選手は、怪我で万全でなかったのでしょうか??
詳細は不明です。


 物凄い、ワンサイドゲームになったので、
時系列順には、書きません。
どうしてこんなワンサイドになったのか、みたいなことを
テーマに書きたいと思います。


 京大のオフェンスは、奇襲攻撃として
物凄い変わったことをやってきました。
ハドルを組まず、8人ぐらいでセットにつきます。
OLとQBとFBとレシーバー一人位が、Iフォーメーションと思われる
体型につきこの後、時間差を置いてサイドラインから3人出てきます。
そして、セットし、スタートします。
 で、セットが終わるとストロング・サイドが変更したりツインセットのレシーバーの
サイドが変わるように出来ています。
で、QBの位置には、#10の桐原選手。TBの位置には、これまた
QBの宮下選手が入ります。
で、キャリアーとしても、優秀な宮下選手とパス能力に秀でた桐原選手両方を
活かそうという作戦です。
で、ショートヤーデージでFBダイブの時など、この遅れて出てくる選手を
待たずに9人でプレーを始めたりします。
この対立命用に2週間で創ったQB二人投入の一連のプレーが一部は、上手く行きましたが、
このプレーをすることにより、ディレーの反則をとられたり、
OLのフォルススタートになったり、負担になったのも敗因の一つです。
 高松選手が、万全でないかどうか、全くわからないのですが、
高松選手を使わない手は、ないと思うので、
ひょっとすると、怪我で出られない状態だったのかもしれません。
で、体型や、ハドルをしないとか、に拘わらず、
京大のオフェンスの概ねの狙いは、クイックヒットのランプレーと
これまた、クイックヒットのパスプレーで、
これで、ボールコントロールをしたい。それにつきます。
で、レシーバーのトップアスリートの中村選手にボールを集める。
中村選手へのクイック・スラントは、DBとの位置関係で(アメリカではバッドアングルとか言います)
すれ違いで何度か、ビッグゲインになり効果をあげていたと思いますが、
パスに関しては、前半で二度もインターセプトを喫し敗北というより大敗の
原因にもなりました。
ドライブした後の、もう少しでTDだった石貞選手のタッチバックになったインターセプトも
(前半唯一の得点機だったと思います)
中村選手との一対一をねらったTD用のプレーだったと思いますが、
やるなら、逆サイドでやりたかったです。
(とは、いえ町選手も決して悪い選手ではない比較の問題です)
中村選手と石貞選手のサイズ差をねらったのかもしれませんが、よくわかりません。
この辺のターンオーバーを本来してはいけないはずの弱者の京大が重ねてしまい
点差が、どんどん開く結果になりました。
 立命のデフェンスは、自軍がリードしていたこともあり、
京大の奇策に対しても、取り立てて対策を立てずに、今までどおり
リーディングでしっかり見てからプレーが判断できると思いっきり動く。
これで十分対処できていました。DEの#92前田選手が活躍していました。


 もう一方の立命オフェンス対京大デフェンスですが、
こちらは、上記した逆の対戦と真逆のオソドックスな体型と作戦同士の
フィジカルを利用した、ガチンコ対決となりました。
京大のデフェンスもフロントには、自信があるのか、
立命のショットガンでない、セットのオフェンスには、
ベースの4-3のままで勝負でした。
で、立命のショットガンや、ロングのシュチュエーションでは、
もう京大のオリジナルとなった、5人のDBを横一線に並べる
ニッケル・デフェンスでそれも、ゴール前以外では大体は、ゾーンでした。


 先に結論から書くと、というか、試合を見終わった
感じで書くと立命のランが止まらず、京大が負けたという感じなのですが、
立命がランニングプレーの効果に気付いてランをどんどんコールしだしたのは、
実は、第2Qあたりからで、試合当初は、意外とパスが多いのでちょっと驚きでした。
しかも、京大のほうが、ゾーンで取らせて確実にタックルという
作戦だったのかはわかりませんが、これが、割とズビズバ決まり、
しかも、パスラッシュも、殆どかかっていませんでした。 
もうちょっとパスラッシュがかかるかなぁと思っていただけに、
これも予想外。
ランが面白いように出ることになった2Qからは、一方的な展開で
殆どのランニング・プレー、殆どのRB
(松森選手前半欠場のため、色んなRBが出場#2家亀、#29西田、#21山城)
がゲインし、
しかも、その出るランのフェイクからのプレーアクションパスでさらにロングゲインと
オフェンス・コーディネーターにとっては、
これほど、面白い展開はないという展開になりました。
 出るラン・プレーを放置するコーチ、デフェンスチームはどこの世界にもいないので、
この真ん中というか、ランに対しては、京大のフロントは、完敗で
どうすることも、できなかったのだと思います。
そして、なにより、立命のOLを褒めるべきでしょう。
今季は、#77紀平選手以外は、全員が新スターターでその実力を懸念されていたのですが、
これで、完全に実力が証明されたのではないでしょうか、、。
関学のDLとの対戦が今から楽しみです。


 と、立命のパントリターンTD
これも、アメフトで弱者がやっては、いけないことの一つで
弱者こそ、キッキングで頑張って対等か、上回らなければ、いけない。


 オフェンスでのミス、デフェンスの完敗、
この辺の京大のお手伝いも多少あり、立命のこの点差での
圧勝となりました。
水野さんは、自軍の選手の足が止まっていたことを挙げていました。

京大の出来(パフォーマンス)が悪かったことも事実です。
 一方の立命は、横綱相撲で自軍のスピード、サイズ、この試合の場合
点差のリードも含め、アドバンテージを取り
少ないリスクで、自分たちの良さだけを最大限活かすフットボールを展開、
その結果、付け入るスキのない、試合運びとなりました。

 又、前節の試合は、京大と対照的に立命は、出気の悪い試合で

ゴール前でファンブルやこの試合まで罰則が及ぶような、反則行為があったり

相当、この試合に向けて引き締めにかかっていたと思われます。

各分野活躍していた選手を一人づつあげると

先ず敗者の京大

デフェンス

DBの#20永田選手。

ハードヒットを連発。

オフェンス

WRの#82中村選手。

DBと競り合い、チップしたボールを

倒れこみながらキャッチしたりしていました。


勝者立命こちらは、ほんとのMVP

オフェンス

ほんとは、OL5人と書きたいところですが、

WRの呉田選手。なんと一回生です。

デフェンス

DEの#92前田選手。

凄い動きで大活躍でした。


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