当選後、あれほど強調していた「新アリーナ計画の中止(契約解除等)」という公約だったのにっ💢

 


こちら、6月26日の、長坂氏定例記者会見について伝える記事です。

 

 

(中日新聞6/27-16東三河版)

 

 

 豊橋市の多目的屋内施設(新アリーナ)計画で事業継続の賛否を問う7月20日の住民投票を巡り、長坂尚登市長は26日、投票結果と自身の責任、進退について「全く関係ない」と述べ、結果にかかわらず市政のかじ取り役を担う意向を明かした。定例記者会見で答えた。

 

 市長選で訴えた計画中止という公約との整合性を問われた長坂市長は「私は(市長選で)『自分たちのことを自分たちで決められるまちに』を掲げていた」と強調した上で、「住民投票の結果の方がより明確な市民の選択が示されているだろう」と主張。投票結果に関係なく市政運営を担うかどうかを問われると「もちろんだ」と言い切った。

 

 一方、住民投票に向けて市議会が全会一致で求めた市主催の市民説明会については「今のところ予定はない。(住民投票条例で定める)『公平かつ公正』をクリアするのが難しい」と従来の見解を繰り返した。

 (小山豪)

 

 

拙ブログでは何度か指摘してきたことですが、「やっぱり来たか」という感じでしょうか。

 

いや、ホント、「市長であり続ける」ためには、「普通」も「常識」も通じない、まさに「ダメと書いてないことはやっても良い」の人の真骨頂。

 

 

そもそも、「新アリーナ計画の中止(契約解除等)」は、選挙公報では、小さな文字で書かれた34項目のひとつでしかありませんでした。

 

 

 

まずそれを指摘し、次に、にも関わらず、それを理由とした議会無視の独断専行、市内だけで5万8千余りの署名を添えた採択請願にもゼロ解答という長坂氏を批判してきた私としては、それこそ「今更何なのよ」です。

 

 

「自分たちのことを自分たちで決められるまちに」

 

 

確かに、黒地に白抜き文字で強調された3つのスローガン(?)の一つではあります。

 

だからこそ、その「自分たち」には、市長選挙で長坂氏以外に投票した64%の有権者、市議会多数派議員の背後にいる彼らの支持者、計画継続に署名した市民は含まれないのか、という批判もあった少なからずあったわけで。

 

私も、幾度となく言ってきました。

 

 

 

 

長坂氏は、その度に「新アリーナ計画の中止(契約解除等)」を掲げて当選した、のみを繰り返し、「先の市長選挙の結果」について「市民は、新アリーナ建設中止を支持した」という「解釈」以外を認めませんでした。

 

 

こちらは、同じ記者会見について東愛知新聞の記事。

 

 事業継続か契約解除で揺れる豊橋公園の「多目的屋内施設(新アリーナ)と公園東側整備・運営事業」について、豊橋市の長坂尚登市長は26日、住民投票(7月20日投開票)前の市主催による説明会は「今のところ予定はない」と述べた。定例記者会見で答えた。

 

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 住民投票を巡っては賛成、反対の市民団体が活発に説明会を開いている。一方、市民らの思い入れなどからSNSでの議論が過熱したり、掲示物が破られたりして一部で言動が過激になりつつある。こうした賛否両派の市民感情が分断される状況に、長坂市長は「意見表明や議論するのはいいことだ。だが相手を誹謗中傷するなど行き過ぎた行為はやめてほしい」と呼び掛けた。

 

 そのうえで「有権者はしっかり考え、投票してもらいたい。結論が出たらノーサイドとしてほしい」と願った。

 

 

 

「結論が出たらノーサイドとしてほしい」

 

それはつまり、此度事業に関して、住民投票で継続多数となった場合、自身がとってきた行動についても忘れてくれ、という意味なのでしょうか?

 

 

もとより(誹謗・中傷別として)ただ、個人の意見として反対を表明していた人達に対し、いつまでも何か言おうとは思いません。

 

 

しかしながら、議員に対して、それはナイでしょう。

 

自らの言動には責任を持ってもらわなければなりません。代議士ですから。それを職業としているのですから。

 

 

まして長坂氏は、いたずらに工事中段を長引かせ、住民投票以外の出口を塞ぎ、市民に要らん負担を押し付けた張本人です。

 

その「政治的・道義的責任」を免れようなど、いささか虫が良すぎるのではないでしょうか?

 

 

別件ではありますが、記者会見ではこんな話も出てきたそうです。

 

 豊橋市の長坂尚登市長が市議時代、公共施設の共用部分に自身の政治活動のチラシを掲示していたことが市民の情報提供で判明した。禁止行為のため運営者がその後撤去し、本人に注意したという。長坂市長は26日の定例記者会見での質問に「承知していない」と答えた。

 

 情報提供者の男性によると、長坂氏の政治チラシは2022年10月、東陽地区市民館(現・生涯学習センター)の玄関付近にある本棚側面に貼ってあった。男性は「昨年11月の市長選前にも、同じ方法で掲示されたのを見た」とも指摘した。

 

 チラシには、自身の会派名(当時)にちなんだ「豊橋だいすき」の見出しのほか「市長を変えたい」「公約を破るから守るへ」と市政批判ととれる文言がある。チラシと過去のブログ記事から、22年10~11月に開いた市政報告会の告知も兼ねているとみられる。

 

 

市民館でのチラシ配布などは内規で禁止

 

 市民館を所管する市生涯学習課や、同センターを運営する「東陽地区市民館運営委員会」によると、集会や演説会などで館内居室を使う場合、共用部分でのチラシ配布や掲示を禁じている。

 

 センターの内規には、選挙の個人演説会では開催中に2点まで共用部分への掲示を認める例外規定もある。この時期は選挙期間ではなかった。

 

 運営委は「チラシが貼られた時は館長が不在だった。発覚後にすぐ外した」と説明した。

 

 長坂市長は取材に「はっきり覚えていない。会場までの動線上なら掲示できると思った」などと説明した。センターの現責任者は「動線でも共有スペースに変わりがない。そのあたりを認識していなかったのかと思う」と述べた。

 

 

 

今になって情報提供があった、のか、新聞社が以前から温めていたネタを、今になって報道した、のかは不明ですが、とりあえず「小さな罪」であることに間違いはありません。

 

これによって、市長としてどうだこうだという話にまで至る、というものでもないでしょうけれども。

 

 

ただ、そういった「小さなこと」でも、追求する立場である限り、やたらと舌鋒鋭い長坂氏です。

 

なのに、自身のことであれば「はっきり覚えていない。会場までの動線上なら掲示できると思った」で済むと考えているらしいところが、また腹立たしい。

 

文字通り、他人に厳しく自分に甘い、の人。

 

 

長坂氏について、改めて、そんなことを思った一連の報道でした。