妻らか久々にメールが届いた。

ミキはどうやら「はやみねかおる」にハマっているらしい。

今度行く中学校から出された宿題は全然やってないらしいけど。

ま、いいや、とにかく国語の勉強になるだろうから、

たくさんの本を読んでもらいたい。


ナツ(ミキの兄)も中学校最後の試験が終わったようだ。

バスケで足をくじいたとのこと。元気あり余りか。

4月からいよいよ高校生になる。

充実した高校生活を送ってほしいものだ。


(A国出張中の父)

今週は快晴が続いて一気に気温が上がった。

それでも朝の冷え込みは厳しい。

楽しみは依然として夜の食事。

さあ、今日も一仕事がんばろう。

ミキの入学する中学校の校歌を聞く。

何度聞いてもいい歌だ。

ウエブサイトで聞けるなんて、一昔前では考えられなかったことだ。

隔世の感がある。


女子校独特の優しいメロディ。

最初に聞いた時は、あまりにも淡い音律で拍子抜けしたけど、

こうして何度も何度も聞いているとなかなか味わい深い。

せっかく入れた学校なのだし、やはり何らかの使命があるのだろう。

ありがたいことだ。


と、感慨に耽る父親の気持ちなどいざ知らず、

また母親には言いたい放題の生活をしているのだろう。

中学には合格しても、あの変わった性格はなんとかならないものだろうか?

ふだん学校でいい子にしている反動なんだろうか?

中学校でいい友達と出会って少しずつでも変わっていってほしい。

まっとうな、まともな人間になってほしい。

依然として悩みは尽きない。


(A国出張中の父親)

昨日到着。思ったほど寒くなくて良かった。

なにせ、前回は氷点下の日々だったので、今回はとても暖かく感じる。

毛布も1枚重ねて十分暖かい。

今回の部屋はNHKも入るし、明るいし、申し分ない。

とにかく3週間ベストを尽くすべし。


ミキが今朝起きてからお腹が痛いと騒いでいたので、

母親と一緒に病院へ。


結局ノロウィルスでもなく風邪らしい。

腹痛用の薬をもらって服用。その後よく寝ている。


頑丈な息子と違って、ミキは体が弱い。

塾にせず家庭教師にしたのもそのためだ。


だから4月からの最大の課題は勉強もさることながら、

通学に慣れること、そして学校生活に早く慣れることだ。



先日、家から小学校までの道をたまたま自転車で走った。

面倒で危ない踏み切り。まっすぐな一本道。

そして、その道は木陰一つない無味乾燥な道だ。

夏は容赦なく太陽が照りつけ、冬は容赦なく北風が吹く。

よくこんな道を6年間も通ったと思った。


自然に包まれた中学校で心身ともに伸び伸びと育ってほしい。

平凡な人生を送るって、なんて幸せで、なんてむずかしいことなんだろう、と思う。