第7節全試合戦評①
こんばんは。
土曜日の最終節の余韻からまだ冷めきっていない松井です。
その余韻の中で第7節全12試合の戦評をお届けしたいと思います。
なお、この全試合戦評以外の情報を女子大生リーグ専用サイト にアップしました。
このサイトは皆さんの戦いの軌跡でもありますので是非ご覧ください。
では、まず第1試合から第6試合の戦評です。
第1試合 J.W.F.C.対ELGOLAZO
ついに今回が2013年度の最終節。その最終節初戦は逆転優勝を目指すJ.W.F.C.と3位はキープしたいELGOLAZOの一戦でしたが、開始早々試合が動きます。逆転優勝のためには負けられないJ.W.F.C.がスタートから一気に攻勢を仕掛け、開始わずか10秒で菅田選手が個人技からシュートを決めて先制。その後もコーナーキックに合わせた松井選手のゴール、村田選手パスを受けた大塚選手のゴールと5分過ぎまでに3点をリードします。その後ELGOLAZOも攻撃に転じ8分52秒に藤堂選手のシュートが決まりますが、3-1でJ.W.F.C.が勝利。珍しい第1試合からの登場にもかかわらず好スタートを切りました。
MEP:村田咲恵(J.W.F.C.) 得点者:(J.W.F.C.)菅田、松井、大塚 (ELGOLAZO)藤堂
第2試合 RCC対学習院
第2試合は3位争いをしているRCCと学習院が激突。今期の目標達成の可能性が唯一残っているRCCですが、気負いすぎたのか開始わずか1分で失点してしまいます。決めたのは小森選手。コーナーキックからの得点でした。更に4分過ぎには黒岩選手にも決められ0-2。守備もしっかりした学習院相手に序盤での2失点はきつかった。必死の全員攻撃にも関わらず試合はこのまま終了。学習院が3位争いを一歩リードした形となりました。
MEP:黒岩千夏(学習院) 得点者:(学習院)小森、黒岩
第3試合 momozaレディース対GIOCATORE
第3試合にはここまで首位のmomozaレディースが登場。大黒柱のひとり茂木選手不在で心配されましたが、開始1分で高橋選手のゴールが決まります。しかしこの後は最下位に低迷するGIOCATOREから追加点が奪えません。GIOCATOREも最後の意地とばかりに応戦しますが、試合は1-0のまま終了。首位momozaと2位J.W.F.C.の勝点3差は変わりませんでした。
MEP:高橋香菜(momozaレディース) 得点者:(momoza)高橋
第4試合 RCC対J.W.F.C.
お互い目標達成のためには負けられない一戦となったRCC対J.W.F.C.戦。最後まで得点シーンを見ることはできませんでしたが、私の中ではこの日のベストゲームだったかもしれません。必死に攻め、必死に守る両チームの選手の姿に感動すら覚えました。J.W.F.C.としては逆転優勝のためにはどうしても欲しかった勝点3でしたが、この後の直接対決にすべてをかけることに!RCCもこれで今期の目標達成が消滅してしまいましたが、キーパーを務めた千葉選手の頑張りには拍手を送りたいと思います。なお千葉選手はこの試合の活躍が認められ今節のMVPに選ばれています。
MEP:千葉みのり(RCC) 得点者:なし
第5試合 momozaレディース対ELGOLAZO
今期最後の同校対決となった第5試合。momozaの優勝を手助けすることもなくガチンコ勝負をしてくれたのは主催者としてうれしい限り。しかし先制したのはやはりmomozaレディースの方でした。決めたのは多比選手。今期の7つめのゴールでした。その後ELGOLAZOも猛攻をしかけますがmomozaキーパーの好守もありゴールには結びつかないまま試合は終了。この瞬間J.W.F.C.に勝点差8としたmomozaレディースの2期ぶり2回目の優勝が決まりました。
MEP:多比まどか(momozaレディース) 得点者:(momoza)多比
第6試合 学習院対GIOCATORE
優勝が決まった直後の試合はこの日最もゴール数の多かった試合となりました。しかも学習院の一方的な展開に・・・開始40秒で本多選手のパスを山下選手がボレーで決めて先制すると、4分過ぎにこの前の試合で負傷した清水選手にもゴールが生まれ2-0。その一旦膠着状態になりますが、8分過ぎに朝倉選手のシュートが相手のオウンゴールを誘い3点目とするとGIOCATOREの意緊張の糸が切れたのか学習院が更に2点を塚氏5-0。GIOCATOREは最終戦にしてメンバーが揃わず本来の戦いができなかったように思います。
MEP:山下菜々子(学習院) 得点者:(学習院)山下、清水、本多、小森、OG
残りの6試合分はこの後更新する全試合戦評②で。