たった一言。

その一言で全てを失う。

そういったのをよくテレビで目撃する。

 

それは特に政治家だ。

この前も今村元復興大臣もそうだ。

まぁ、この人に関しては

別次元でどうしようもないのですが。

 

今いけないのが、

みんなこぞって、

上げ足を取るように

悪い発言を探して、

その発言をした人に対し、

集中攻撃しているところだ。

僕はその点が引っかかる。

確かに悪い発言をするのはダメだ。

その点については言った本人は

反省しなきゃいけない。

 

ただ今僕が悲しいと思うのは

その発言をした人に対して

ダメでしょ!!って注意するのではなく、

追い込んで蹴落とそうとしている点だ。

僕だって、

「しまった、言いすぎた。」

そう思うときがあって反省する。

こんなこと誰だってある。

もう少し、寛容になることも

僕らには必要なんだと思う。

じゃないと、もっと生きづらい世の中になってしまう。

 

また、先ほどの発言に関してについて

陰湿なのは、

悪い部分だけをピックアップすることだ。

例えばトランプ大統領。

大統領選挙の時に

「メキシコとの間に壁をつくる!!」

と言っていたのは

皆さん覚えがあるだろう。

 

しかし、その後に彼が続けてしゃべっていたのは

あまり知られていない。

彼は壁を造ると言った後に

「その変わり、国境の通過場所にはきれいな扉を造ろう」

と言っていた。

何もメキシコ人を批判していたのではなく、

不法入国者を止めるために壁を造ると言っていた。

しかし、日本では

彼を悪役レスラーのように

その部分だけをピックアップし、

「メキシコ人は入国させない」

というようなニュアンスをとらえさせ

とんでもないことを言う奴だと仕立てあげていた。

これは明らかに報道という立場を利用している。

これはとても悲しい。

(とは言ってもやはりトランプさんはあまり好きになれませんが(笑))

 

 

それよりも、もっと良い発言を取り入れてくれないだろうか?

心が暖まるような

ほっこりするような

僕はそんな発言が聞きたい。

今村元復興大臣は

地震が起きたことについて

「東北で良かった」

と言っていた。

 

しかし、今ネットでは

東北にはこんなにきれいな自然に囲まれている。

「東北で良かった」

 

東北にはこんなにおいしい物で溢れている。

「東北で良かった」

と同じ言葉でも人を感動させる使い方をしている。

 

もっともっとこんな報道がされてほしい。