こんにちは
シンボリックの古谷です。
2月に開催したエジプトワークショップから１か月が経過しました。
エジプトは２回目でしたが、今回もたくさんの巨大な遺跡に圧倒されっぱなしの毎日でした。
ドリルなどの掘削機が無い時代に、どうやってこんな巨大な岩を正確に削り出せたのか？
トラックやクレーン車の無い時代に、どうやって運び、どうやって立ち上げ、どうやって高く積み上げたのか？
諸説があるようですが、まだまだ解き明かすことのできない謎の部分もあります。
また、遺跡の壁面に刻まれた壁画やヒエログリフ、当時のままの色が残っている遺跡があります。
このヒエログリフですが、人型や鳥、蛇などの動物、形、色などさまざまです。
古代の人々が、後世に伝えようとしているメッセージでもあるのではないでしょうか？
言語や文字の無い時代に、人々はどうやって自分の意思を伝えていたのでしょう。
伝えたいものや、伝えたいことを地面や岩肌に絵を描いて伝えていたのではないでしょうか？
その描かれたものが、だんだん発達し、定型化されてヒエログリフが成立していったのではないかと思いました。（私見です）
この描かれていたものこそが、伝えたいことをシンボル化したもの！
現代世界では、言語や文字が発達し、自分の気持ちや心のうちをダイレクトに表現せず、ややこしい言い回しをしたりしています。
シンボリックリーディングは、心の状態や本当の気持ちをシンボル化し、読み解いていきます。
シンボルはさまざまな形で出てきますが、ひとつひとつは単純シンプルなものです。
例えば、山、海、川、水、火、風、人物、動物、音、音楽、食べ物、飲み物、いい香り、臭い匂い、暖かい、冷たい、柔らかい、硬いなど、視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚の五感のひとつで表現されます。
この出てきたシンプルなものを読み解いていくことにより、自分の本当の心や気持ちに気づくのです。
エジプトの遺跡の壁面に描かれたシンプルなもの＝シンボル
シンプルなシンボルであるが故、読み解いたときに心の琴線に触れ、腑に落ちる！
シンボリックメソッドは、古代から脈々と使われてきた手法ではないかと確信を感じました。
それではまた
【お知らせ】
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