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病気にならない体づくり  おだっちの知っ得情報ブログ

ちょっとした事で防げる病気が沢山あります。
病気の原因となる生活習慣を改善して快適な毎日をおくりたいですね。
いろいろなヒントを紹介していきます。

おだっちです(^^♪


暑い夏、食欲不振に陥る方も少なく無いと思います。

そして「これって夏バテかな?」って気づくのです


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熱中症の初期は、ぼーっとし、こむら返りや、軽いめまいなどの症状があります。

実は気づかないだけで、誰でも、ひと夏に1~2回経験しているものです。

それは「かくれ脱水」の状態での軽いダルさ、「熱バテ」状態になっているのです。

「熱バテ」を感じた人は、夏バテへのボディブローが効いて、その繰り返しが夏バテにつながるといってもいいのです。


夏バテとは、暑気中り(しょきあたり)、暑さ負け、夏負けなどともいわれ、夏の暑さや多湿が続くことに影響を受けて起こるカラダの変調を指していいます。

症状の現れ方もさまざまですが、主に食欲不振、全身の倦怠感やだるさ、入眠困難や気力の喪失などがあげられています。


その原因は、自律神経のアンバランスによる胃腸機能の低下や、食生活の乱れからの栄養不足、盛夏のうちの熱中症Ⅰ度の経験からくるカラダの回復不足、そして残暑の脱水傾向(かくれ脱水)などが考えられます。


なぜ夏バテになるの?


日本の夏は、夏バテになりやすい


わたしたちのカラダは、自律神経の働きで、暑さを感じると汗をかいてカラダの外へ熱を逃がし体温を調節しています。

しかし、現代の生活は、暑さと湿度が増すばかりの屋外と、エアコンを効かせた室内との出入りを繰り返す、温度変化の激しい環境下でおこなわれています。

毎日のように続く高温多湿(30℃以上の高い暑さと、60%以上の湿度が高い状況)に加えて、この生活環境で脱水傾向(かくれ脱水)が続くと、自律神経のバランスが崩れやすく、その結果、入眠困難やだるさが起こるのです。


また、夏に冷たい飲料ばかりを飲み過ぎると、胃酸が薄まるとともに、カラダが冷える事によって胃で働く酵素の働きが落ち(酵素は37℃でもっとも効率よく働く)、胃腸機能が低下してきます。

当然、食欲も落ちますから食事の摂取量が減り、体力回復や維持に必要なエネルギーや栄養素が不足がちになるわけです。


夏バテ対策は万全?


バランスの良い食事と質の良い睡眠


その都度、脱水状態を経口補水液などで対処し、しっかり回復していないと、夏バテのつながる要素が蓄積します。

カラダの回復には、カラダの全身倦怠感を感じる熱中症Ⅱ度だと、2~4週間が必要です。

軽度の熱中症でも、1~2週間程度は無理をしないほうがいいと思います。


夏バテにならないための日常的な対策には、十分な睡眠と規則正しい生活、そしてバランスよい食事が第一。

3食をバランスよくきちんと食べて、食事の中から栄養素とともに水分や塩分などのミネラル(電解質)を摂り、よく眠り、しっかり休む。とくにお盆過ぎには、カラダに夏バテの要因が溜まっていますから、冷たい飲料や食事を避けるようにしてください。


そのうえで、夏バテには脱水傾向も隠れています。

盛夏を過ぎても、できるだけこまめに水分や少量の塩分を補給することで脱水を回避し、自律神経バランスを維持しましょう。


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夏バテ予防で心がけたい事



盛夏


  • 日頃から、昼寝をとれる人は、10~15分程度とる

  • 軽い脱水状態や熱中症初期(熱バテ)の経口補水液などでの対処の徹底

  • 上記の経験がある人は、1~2週間は回復に努め無理をしない

  • 暑い夜は、エアコンを使い快適な睡眠環境で十分な睡眠時間をとる

  • 冷たい飲み物の過剰摂取を控え、胃腸に負担をかけないように注意する



晩夏


  • お盆を過ぎたら冷たい飲料や食事を控える

  • バランスのいい食事で、栄養をとり、水分や電解質を摂る

  • しっかり睡眠をとる

  • のどの渇きを感じる前のこまめな水分補給

  • 入浴前か後にコップ1杯~2杯の常温水を飲む

  • オフィスや外出先では、温度の変化に備えて上着を1枚用意

  • 自律神経へ負担がかからないように注意する




夏バテかな?って感じた時のセルフケア


夏バテは、日常生活を脅かすほどの症状になることはありませんが、そのまま放置し、悪化した場合は慢性疲労につながることもあります。

夏バテ気味だと感じたときは、下記のリストを参考に夏バテへの対策をおこなってください。


夏バテを感じた時のセルフケア



  • 十分な睡眠時間を確保し、疲労回復を心がける

  • 冷房の設定温度を室温が27~28度となるように設定し、暑い時には湿度を下げるようにして、冷やし過ぎにも注意する

  • 汗をかいたらスポーツドリンクなどでこまめな水分、ミネラルなどの補給を

  • 豚肉やウナギなどのビタミンB群のほか、緑黄色野菜やフルーツなどのビタミンCを含む食材を摂る

  • 夏野菜を十分に摂って、水分、ミネラルおよびビタミンを補給する

  • 1日三食、できるだけ決まった時間に食事を摂る。またよく噛んで消化を促進する

  • 38~40度のぬるめのお湯にゆっくり浸かってリラックス。自律神経の働きを整える

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食欲不振が夏バテを悪化させることになり悪循環になりかねません。

飲みやすい野菜とフルーツのジュースなどで、日頃からバランスの良い食事を心がける事も大切ですね。

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