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病気にならない体づくり  おだっちの知っ得情報ブログ

ちょっとした事で防げる病気が沢山あります。
病気の原因となる生活習慣を改善して快適な毎日をおくりたいですね。
いろいろなヒントを紹介していきます。

おだっちです(^^♪

最近、よく耳にするうつ病

昔はそんなに多くの方が抱える病気と言う認識はありませんでした。

 

うつ病はまわりの人に理解されにくい病気の一つでもあるので

苦しんでいる方もおおいのではないでしょうか。

かってうつ病と言えば主に中高年の男性に多いこころの病とされてきました。

 

しかし最近増えているうつ病は若い世代に多く発生していて、
特に若い女性に多く見られる傾向にあります。

 

これは正式な病名ではありませんが、「新型うつ病」と呼ばれています。

現代社会に蔓延しつつある新しいうつ病として認識されているようです。

 

従来のうつ病は「定型うつ病またはメランコリー型うつ病」とも言い、

最近増えている新型うつ病は「非定型うつ病」に分類されます。

 

新型うつ病の原因はまだはっきり解明されていませんが、要因として

オーバーワークによる心身の疲労や、職場での人間関係、希薄な親子関係

過酷な受験戦争、いじめなどの大きなストレスがあります。

 

これらが若者たちの情緒的なコミュニケーション能力の発達を遅らせ、

ごく普通の人間関係さえも構築出来ない状況となり、うつ病の下地になっている可能性があります。

 

新型うつ病(非定型うつ病)とうつ病(定型うつ病)の違い

21世紀になり新型うつ病が急増し、今後も増え続けると言われていいます。

 

昔から見られる「うつ病」は几帳面、真面目、責任感が強く仕事熱心、秩序や規律正しさを重んじるなどの執着気質やメランコリー親和型と呼ばれる性格の人が陥りやすく、

好きな事をしている時も気分が落ち込み、意欲がわかないなどの抑うつ症状が、早朝から午前中にかけて見られる傾向があります。

 

新型うつ病は自分の好きなことをしている時は何ら問題はなく、嫌な事をしている時に抑うつ症状が発生するので「わがまま病」のように言われてしまうことがあります。

                       うつ病予防・改善ページ

 

新型うつ病(非定型うつ病)

 

患者   若い女性に多い

 

性格   よい子タイプ

      自己主張をしない

      他人の目を気にする                                                          

      マイナス思考

 

気分   集中力が散漫になる

      好きなこと、都合がいいことがあると明るくなる

      イライラしたり怒っぽくなる

      些細なことでくよくよ悩む

      他罰的になりやすい

      不安が強かったりキレたりする

 

時間   夕方から夜にかけて憂鬱になる

      深夜にひとりで泣いたりする

      夕暮れうつ病とも言う

 

食欲   過食

      とくに甘いものを食べたがる

      体重が増えることが多い

      性欲が高まることがある

 

その他  過労感が強い

      体調や気分の変化が大きく、感情のコントロールが出来ない

      病気だと気づかれにくい

 

うつ病(定型うつ病)

 

患者   中高年の男性に多い

   

性格   真面目タイプ

      几帳面

      責任感が強い

      マイナス思考

      八方美人

 

気分   集中力がなくボーっとする

      常に落ち込んでいる

      やる気、興味が失われる

      趣味も出来ない

      自責の念が強い

      身だしなみも気を使わなくなる

 

時間   朝から午前中にもっとも憂鬱

      一日中憂鬱な気分

      夕方になると少しはよくなる

      朝刊シンドロームとも言う

 

食欲   低下する

      体重が減ることが多い      

      性欲もなくなる

 

その他  倦怠感が強い

      体調が気分に変化なくずっと低迷した状態

      周囲にも具合が悪いとわかる

 

脳の既往の研究が進み、脳の働きとともにうつ病の人の状態が少しずつ解明されてきました。

その中でガギを握っているのはセロトニンなどの脳内物質です。

 

体を動かしたり何かを考えたり喜びを感じたりする全ての脳の活動は小さな神経伝達物質で

約50種類が確認されておりそれぞれが担う情報が違います。

 

その中で気分や意欲が行動にかかわりのあるものが、セロトニンやノルアドレナリンなどです。

 

うつ病ではこの2つの伝達が異常になっているために起こると言われていますが、

新型うつ病ではまだはっきりわかっていませんが、ノルアドレナリンが関係しているのではないかと言われています。

                     

 

新型うつ病は脳の機能が低下して起こる

 

新型うつの人の視床下部や海馬、扁桃体、前頭葉に何らかの低下があると推測されています。

 

視床下部はストレスを感じるとホルモンが分泌されたり、自立神経に働きかけて体の動きを調整します。

新型うつ病はこの部分が何らかの異常をきたしていると考えられます。

大脳は「前頭葉」「頭頂葉」「後頭葉」「側頭葉」の4つの部位に分かれており、それぞれの働きが異なっています。

 

前頭葉は意欲や集中力に関わる大切な部位ですが、新型うつ病の人の前頭葉は血流が不足し、低下している可能性があります。

 

人間は誰でもうつ病になる可能性をもっています。

うつ病にかかる人は特別な人だけではないのです。

 

近年ではうつ病の低年齢化が進んでいるようで、小学生でもうつ病と診断される子が実際にあり、それはもう珍しい事ではなくなってきています。

 

 

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