サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」の主力、澤穂希選手が、２２日、
めまいの症状で試合を欠場してからおよそ１か月半ぶりに実戦に復帰し、
元気にプレーしました。
発作性の「めまい症」と診断された澤選手は、２月末の日本代表の試合を最後に欠場し、
これ迄治療と調整を続けてきました。
澤選手は、２２日、福岡市でおこなわれた所属するＩＮＡＣ神戸レオネッサの国内のリーグ戦に、
後半２７分から途中出場し、観客やほかの選手たちから大きな拍手で迎えられました。
澤選手は、およそ１か月半ぶりの実戦でしたが、
中盤のポジションでボールを競り合う等攻守のつなぎ役として元気にプレーし、
時には相手のゴール前に入って得点のチャンスをうかがう等積極的な姿勢を見せていました。
試合は、レオネッサが７対０で勝ち、澤選手の復帰戦を勝利で飾りました。
澤選手は「久しぶりで緊張しました。
チームメートやファンに『お帰り』と迎えられてうれしかったです。
息が上がりっぱなしでしたが、サッカーが出来る喜びを感じました」と話していました。