高梨臨 シンケンからウルトラQへ
産経新聞 1月13日(日)16時21分配信
■「ネオ・ウルトラQ」
WOWOWプライム・毎週土曜午後9時
突然現れた怪獣は、人も傷つけずにどこへ向かうのか。地球人と取引する宇宙人の目的は-。非日常の怪異が、日常に生きる人々の病巣までも浮き彫りにする、特撮番組の名作「ウルトラQ」。その半世紀ぶりの「第2期」ヒロインを演じた。
全12話を撮り終え「もっと、ずっと、やりたかったです。現場が楽しかったのもあるし、(4人の)監督が個性的で、毎回新しい気持ちだった。寂しいですね」。少ししんみりと振り返った。
怪異に立ち向かうのは、演じるトラベルライターの渡良瀬絵美子と、心理カウンセラーの南風原仁(田辺誠一)、バー「トビラ」のマスター白山正平(尾上寛之)の3人組。「私はすごく人見知りなんですけど、3人の空気は心地よくて、3人の場面では『みんなそろった!』という感じでした」といい、熱心なファンには半世紀前の主人公3人組が重なるかもしれない。
勝ち気で好奇心旺盛な絵美子は、時々視聴者の気持ちを代弁するかのように“怪獣寄り”の立場にもなる。その演技は、あまり事前に固めず「今、何を求められているのか」と現場で考え作っていったという。
一方で「カメラの持ち方、フィルムをどう回すかは研究しました。持ち方も何も分からなくて」とも。舞台は現代だが、携帯電話はなく、絵美子はフィルムカメラで撮影する。そんなアンバランスな演出が、視聴者の感覚を狂わせる。作品の魅力を聞くと「特撮を楽しんでもらえるとは思いますが、問題は解決せず、何もかもが残る。そのすっきりしない感じですかね」と語った。
昨秋、仕事の合間に急に思い立って3泊5日、ニューヨークに出かけたという。「今、勉強してるんですけど、英語をしゃべれる所に行きたいなって。ブロードウェーを生で見たいなって」。結局、マネジャーや現地の日本人を頼っての旅となった。「一人じゃ何もできなくて『全然だめだ私』ってことに気づきました。でも、めちゃくちゃ楽しかったです。突拍子もなく行くなんて、絵美子に影響されちゃったのかもしれないですね」と笑った。(織田淳嗣)
〈たかなし・りん〉昭和63年、千葉県出身。アイドル、モデル活動を経て、平成21~22年の「侍戦隊シンケンジャー」で注目される。昨年、イランの巨匠、アッバス・キアロスタミ監督の映画「ライク・サムワン・イン・ラブ」に出演。現在、フジテレビ系ドラマ「カラマーゾフの兄弟」にも出演中。
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