勘三郎さん本葬、大竹しのぶと野田秀樹が弔辞
サンケイスポーツ 12月27日(木)7時51分配信
27日、東京・築地本願寺で営まれる歌舞伎俳優、中村勘三郎(本名・波野哲明=なみの・のりあき)さん(享年57)の本葬で、劇作家で俳優、野田秀樹(57)と女優、大竹しのぶ(55)が弔辞を述べることが26日、分かった。また、遺骨となった勘三郎さんの亡きがらは本願寺に向かう途中、平成中村座のあった浅草・隅田公園、来年4月に生まれ変わる銀座・歌舞伎座などをまわり、縁の地で自らの魂を宿していく。
今月5日に急性呼吸窮迫症候群で亡くなった中村勘三郎さん。すでに密葬が行われ、亡きがらは荼毘(だび)に付されているが、本葬は故人を愛した多くの人との別れの場として準備された。
関係者によると、弔辞を読むのは最期を看取った野田、大竹ら数人になる。野田は勘三郎さんと同じ1955年生まれで、30年来の飲み友達。一方の大竹は、77年の舞台「若きハイデルベルヒ」の共演以来、35年の仲で、当時何度も『好きだ』と言い寄られた間柄でもあり、故人とは特に親しかった。
2人は海部俊樹元首相(81)や巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄氏(76)、プロゴルファーの青木功(70)、女優の藤山直美(53)、野球解説者の江川卓氏(57)らと葬儀委員も務め、陰でも本葬を支える。
勘三郎さんの遺骨は27日朝、長男の勘九郎(31)、次男の七之助(29)ら家族とともに東京・文京区の自宅を出発。故人の情熱によって、江戸時代の芝居小屋スタイルを再現させた「平成中村座」の最初(2000年)の上演地、隅田公園(浅草)に午前9時半ごろ到着する。
同所は、今年5月まで「平成中村座」のロングラン公演を行っており、地元の有志によるみこしや芸者衆が繰り出し、勘三郎さんの最後の花道をにぎやかに送り出す。
続いて、歌舞伎の興行主でもある松竹本社(築地)や勘三郎さんが何度も舞台に立った新橋演舞場(銀座)に立ち寄り、同10時25分ごろ、今年4月の開場を控える歌舞伎座(銀座)へ。
勘三郎さんは闘病中、この舞台に立つことを励みにして復帰を目指したことから、現在工事中ながら、故人の夢を叶えるため特別に入場。新しい歌舞伎座の“一番乗り”を果たす。そして、1988年に本葬が行われた実父、十七代目勘三郎さんと同じ築地本願寺に同10時45分ごろ到着する。
縁の地に魂をしっかりと宿して天国へ旅立つ勘三郎さん。葬儀告別式は正午から、一般焼香は午後2時から行われ、最後の別れを告げる。
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