「映像’12」 MBSで17日放送 重信受刑者の内面に迫る
産経新聞 6月15日(金)15時1分配信
■寂聴さんとの往復書簡題材に
日本赤軍元最高幹部の重信房子受刑者(66)と作家・瀬戸内寂聴さん(90)との間で、2年余り続いた往復書簡の存在が明らかになった。MBSテレビでは、書簡の中身から同受刑者の人物像や全共闘世代の時代背景に迫る映像’12「重信房子からの手紙~日本赤軍元リーダー・40年目の素顔」を17日深夜0時50分から放送する。
重信受刑者は、昭和49年のハーグ事件での監禁・殺人未遂罪で、平成22年に懲役20年が確定。現在はがん治療で、東京・八王子医療刑務所に収監されている。
これまで、永田洋子元死刑囚ら女性革命家を描いてきた瀬戸内さん。その最終章として重信受刑者を取り上げようと、収監中の同受刑者と接触し、往復書簡を開始した。
書簡は平成20年4月から22年5月に途絶えるまで約2年1カ月間。重信受刑者からは54通388枚に及んだ。そこには、民族主義運動に傾倒する父親の影響を大きく受けたことや、テルアビブ空港乱射事件(昭和47年)で死亡した夫、奥平剛士容疑者に「愛」以上に「革命同志」と感じていたこと-などを、自作の短歌を交えて記している。
番組では、重信受刑者と接触した経験をもつ女優の中山千夏が書簡朗読を務めるほか、同受刑者の長女でジャーナリストの命(めい)さんや瀬戸内さんらの証言から、同受刑者の内面に迫っていく。
自身は2通しか返信できなかった瀬戸内さんは「文面からは今の若者にない感情の豊かさが伝わる」と証言。番組を制作した同局報道局の津村健夫ディレクターは「『重信=テロリスト』という単軸では語れない“世代感”が読み取れた気がする」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120615-00000115-san-ent
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