今日は朝から通勤電車に揺られて都心へ。

頼まれたお使いの場所は、空港に近い某埋立地だ。

平日の通勤時間帯に電車に乗るなんて、ホントに久しぶり。

4~5年前、取引先に出向していたときは毎日利用していたのだが・・・。


ホームに滑り込んできた電車は、まだ満員とは言えないほどの乗車率。

私の家の最寄り駅は始発駅からいくらも離れてないので、ラッシュ時でもこんなもんだ。

しかし周りを見渡すと、どうも以前と雰囲気が違う。

あ、そっか。

朝のラッシュ時にも、女性専用車両ができたんだっけ。

電車が進行する度に、オヤジの数が増える。

夏の陽射しを浴びて大汗をかきながら、ダークスーツに身を包むオヤジたち。

彼らから見れば、Tシャツにカーゴパンツ姿の私は何者に映るのだろう。

やがて満員となった車両は、オヤジたちの加齢臭と安っぽいオーデコロンの匂いでむせ返り始めた。

た、た、たまらん!

人混みに押されたポマードべっとりの頭が、私のすぐ鼻先に来る。

これだから通勤電車はヤなんだよ・・・。

絶対にオヤジ専用車両を作るべきだわ・・・。

いつか正真正銘のオヤジとなる自分自身をタナに上げて、勝手にそう決め付ける私。

それにしても加齢臭って、いくつになったら出るんだろう。

やはり年を取ると、否応なく漂い始めるものなのか。

とにかくあの人に嫌われないよう、自分の匂いには敏感でありたい。

二人同時に出るのなら、まぁ、問題はないんだけどね(笑)


私にとってかけがえのない、あの人。

以前もらったアクセサリーは、常に肌身離さず持ち歩いている。

ピンチの時には叱咤激励、そして疲れた時には優しい微笑み。

じっと目を凝らすと、石のひとつひとつにあの人の顔が浮かび上がった。

アイシテルヨ・・・。

30個の石の中から、30個の呪文が聞こえてくる。

あの人に守られながら、私は生きてゆくのだ。

いつもそばにいてくれて、ホントにありがとう。