忙しい日々が相変わらず続いている。
今週の日記は、何日分かをまとめてになりそうだわ(苦笑)
まずは日曜日。
この日、私は朝から講習会へと出かけた。
会場に着いて、あらためて周囲を見渡す。
思った通り、受講者の平均年令は高い。
しかし、意外に女性の姿もチラホラあったりする。
ふーん、こんなマニアックな資格なのに、来てるのはオヤジばかりじゃないんだ。
そんな新鮮な驚きを感じつつ、いよいよ講習がスタートした。
講師の教え方が良いのだろう。
難しい内容にも関わらず、そのほとんどがスラスラと頭の中に入ってゆく。
そして昼食を挟んだ模擬試験。
パーフェクトな出来で、それを終えた。
よっしゃ、カンペキ!
これなら合格は間違いないな。
気を良くした私は、その後ひたすら睡魔と格闘することになる。
あぁ、やっと終わった・・・。
最後は運命の修了試験。
これさえ受かってしまえば、もう勉強ともおさらばだ。
制限時間は60分。
しかし私は、10分でそれを書き終えてしまった。
会場を出ると、すぐさまあの人に終わったよとメール。
一日お疲れさまでした・・・。
そんな返事が戻ってきたものの、肝心なテストのデキについては一切尋ねてこない。
合格を信じているのか、それともダメだったときのために気を遣ってくれているのか。
何れにせよ、そんなあの人の心配りがすごくうれしい。
合否が判明するのは、早くて来週の月曜。
結果が出たら、真っ先にあの人に報告しよーっと。
明けて翌月曜日。
今日は日帰りの出張だ。
昨日の疲れもあったせいで気が重かったが、あの人のことを思い浮かべながら長距離運転に耐える。
眠くなりそうなときは、得意の勝手な妄想。
あの人をムリヤリ幼なじみへと仕立て上げ、まずは口説くことから始めてみよう。
学校からの帰り道。
私はあの人をお気に入りの公園へと誘う。
果たしてついてきてくれるだろうか。
あり得ない話なのに、運転中の私は何故かドキドキする。
ベンチに座りながらひとしきり会話を交わした後、意を決して告白。
ずっと前から好きだったんだよ・・・。
オレと付き合ってくれないか・・・?
一瞬の沈黙の後、あの人はコクリと頷きながら恥ずかしそうに下を向いた。
きちんと揃えた両膝の上に置かれている細くキレイな手と、微かに震えている柔らかそうな唇。
その二つを今ここで奪うことを、あの人は許してくれるだろうか。
手を握りたい、そしてキスしたい。
妄想にも関わらず、心臓がバクバクしてきた私。
そっと手を取って肩を寄せると、あの人はしっかり私の手を握り返してくれた。
夕日が沈みかけた公園のベンチ。
そこで私たちは初めてのキスをする。
どこまでも伸びてゆく二人の長いシルエットが、初めて一つに重なりあった瞬間でもあった。
と、ここで、ふと我に返ってバックミラーを覗く。
良かった・・・同乗者はみんな爆睡してるわ。
緩んだ頬を元に戻しながら、目的地へ向けハンドルを握り直す私。
こんな勝手な妄想を、あの人はどう想うのかなぁ。
笑って許してくれるとありがたいんだけどね(笑)
そして火曜日。
今日はほとんど動きがなく、まったりとした一日だった。
昼はあの人とメールで会話。
一緒に過ごせる時間が、何よりもうれしくて楽しい。
夕方はタイミングを見計らって、電話で語り合う。
あの人の弾んだ声が、私にこれでもかと元気を与えてくれた。
気がつけば、ガラスの向こうにほんのり紅く染まった曇り空。
その薄くて柔らかい色使いは、何故かしらあの人を思い起こさせる。
沈む夕日を背に受けながら、ベンチで仲良くおしゃべりする二人。
手を伸ばした瞬間、確かにあの人はそこにいた。
そして電話を切った私は携帯に軽くキスをして、いつもの儀式へと移る。
ありったけの神様に感謝の言葉。
今日もあの人を守ってくれて、本当にありがとうございました・・・と。