あれからもう一週間か。
あの人と駅まで歩いた朝も、確かこんな雨模様だったな・・・。
今日は突然やってきた休日なので、ゆっくり朝寝坊としゃれ込む。
起きてからしばらくまどろんでいると、あの人からのメールが届いた。
久しぶりに離れて過ごす休日。
なぜか、そんな気分になってしまう雨の日の朝だった。
昨夜は遅くまで、あの人と色々な話をした。
そしてまたひとつ、固い絆が生まれている。
それが何であるかは、二人だけの秘密にしておこう。
軽がるしく口にすると、幸せが逃げてしまいそうだから・・・。
メールでの会話を続けながら、部屋の掃除を始める。
と、言っても、掃除機をかけるだけ。
これをサクッと片付けたら、次は風呂の掃除だ。
Tシャツを脱ぎ捨てると、脱衣所の鏡に自分の姿が映る。
あの人がすがりついてきた腕。
抱きしめられた肩。
顔を埋めていた胸。
全て自分のパーツではあるけれど、なんだか愛おしく感じられた。
午後からは例のブログを更新して、ちょっと一息つく。
雨の日は忙しくない代わりに、記憶の封印も解かれてしまうようだ。
二人で傘を並べて歩いた道。
私は濡れるのも厭わずに、あの人の手を握り締めていた。
濡れちゃうよ・・・。
そんな心遣いがうれしかった。
あの人は、いつでも私のことを心配していてくれるのだ。
さ、明日は講習会。
朝から夕方までびっしりと講義を受けた後、修了試験も予定されている。
では、今のうちに準備でもしておくかな。
肝心なものを忘れないように・・・。