以前、日経ビジネスである人が紹介していたので
読んでみましたo
「国家の品格」と同じ作者ですo
有名な数学者たちの素顔とは…ってやつo
9人の数学者が取り上げられていますo
ニュートン、関孝和、ガロワ、ハミルトン、コワレフスカヤ、
ラマヌジャン、チューリング、ワイル、ワイルズo
数学者たちのゆかりの地を訪れて、
その人となりを垣間見る
伝記というか、エッセイみたいな旅行記みたいなというかんじo
正直なところ、私はニュートンぐらいしか知りませんo
他の人は名前すら聞いたことがなかったですo
こういう数式を発見しただとか、いろいろ書かれてるんですが
サッパリわかりませんでしたo
だから、数学関連の記述はザーっと読み飛ばしてましたo
で、結局のところ
天才数学者といわれる人たちもたくさんの苦労があったのね
ってことですo
それだけと言ってしまえば、それだけです(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
それに、ある章では不運の天才を取り上げてるのに、
他の章では「天才は“つき”にも恵まれるものである」とか言ってるしo
なんか矛盾してますよねo
でも、あとがきがとても印象に残っていますo
↓以下、引用です。
天才の峰が高ければ高いほど、谷底も深いということだった。栄光が輝かしくあればあるほど、底知れぬ孤独や挫折や失意にみまわれている、ということである。
人間は誰も、栄光や挫折、成功や失敗、得意や失意、優越感や劣等感につきまとわれる。そしてそれは自らの才能のなさのため、と思いがちである。否。天才こそがこのような両極を痛々しいほどに体験する人々である。凡人の数十倍もの振幅の荒波に翻弄され、苦悩し、苦悶している。
成功の影には苦労があるo
今の努力がいつかきっと成功につながるのですo
でも、今の自分の苦労なんて大したことないんですo
もっともっとがんばれるはずなんですo