行った公演を数えてみたところ
オペラは39本、うちコンサート形式6本
コンサートは45本
バレエ・ダンスは11本
映画は14本だった。
よく行ったなと思う。
行けるときに行っとこうと思って。
オペラで一番はやはりスカラに見に行ったジュリオ・チェザーレだ。
ジャル様大活躍だったから。
新作5本見に行っており、結構どれもよかった。
オランダ人作曲家によるCaruso a Cubaが非常に楽しかった。
とびきりの歌手でため息だったのはハルテロスとグリゴーロのトスカ。
演出の面白さはだんぜんコスキー。魔笛、キャンディード、アグリッピーナ。
変わったところではオート3輪を舞台に作り上げて小さな小屋で上演したPergolegi Mini Opera IL CIARLATANO
(これはユトレヒト古楽祭のひとつ)
地元DNOのよさが光ったのはカーセンが演出したパリアッチ/カヴァレリア・ルスティカーナ
これはDNOのコーラスのよさをそのまま生かした作りでよくできていた。
モネのホフマン物語は歌手がとてもよかったが演出が、、、
コンサートではピグマリオンのヴェスプロが美しかった。
ネーデルラントフィルのマーラー8は壮観。
オッター様の楽しいリサイタルも忘れがたい。
バルトリ様も文句なく工夫あるユニークな舞台で楽しませてくれたし。
なんとこのとしはコパチンスカヤを3度きいたが、それぞれにまったく違う曲、テーマ、演奏で、
この人の天才ぶりには毎回驚かされる。
あと、意外なのがアデスの指揮。
ドビュッシーをふったのだが、もう涙がでるほどよかった。あれは一体何だったんだろう。
映画はおもに古い映画を見に行ったのだが、
タルコフスキーは映像がいまでも頭に残る鮮烈さなのだが、
キャッチ22も大ヒットだった。びっくりするほどよくできていたと思う。
ロードショーを1本だけみた。タランティーノだ。
とても楽しめた。勧善懲悪的おちゃめだから好き。
というところかな。