英語を教えて20年余りになりますが、いろんなメディアで英語の重要性が取り上げられる中、子供たちの間では英語嫌いが増えているように思います。留学希望者も減ってきているとの記事も読んだことがあります。防衛問題に関しても言えることだと思いますが、国際化が必要な時代に子供たちの間では日本の「島国根性」が蘇りつつあるのではないでしょうか。
また、依然と文法英語にこだわっている英語教育にも疑問を感じます。「使える英語」を身につけるには語彙力・表現力の養成を中心とする英語教育が必要です。それには多種多様なな方法があると思います。とにかくもっと日本の子供たちに英語に興味をもってほしいと痛感する今日この頃・・・。![]()
では英語の語彙力・表現力をつけるにはどうしたらいいのか?
もちろんそう簡単にはいきません!(CDを聞き流すだけ?)
STEP 1
① だれが + どうする + 何を (+ どこで + いつ)
② 何が(だれが) + 何だ(どんなだ) (+ どこで + いつ )
この二つの英語の語順に単語を当てはめる練習をする。もちろん①はlike, have, playなどの
一般動詞で②は主にbe動詞です。
じゃあ I play tennis in the park afterschool. She was happy at the party last Saturday.
こででは学校の教科書みたいでおもしろくありませんね。なぜなら自分はテニスをしないかもしれませんし、彼女の具体的なイメージがないからです。つまり、自分もしくは三人称の行為や様子を実際のケースに当てはめるように練習します。
I played video games at home for five hours yesterday. Mother was very angry at me.
I liked the lady at the party last Saturday. She was very pretty and intelligent.
昨日ゲームをやり過ぎてお母さんに怒られた。友達とパーティーにいったらかわいくて話題が豊富な女子と知り合うことができた、とか。あくまでも自分が経験したことを当てはめるようにします。ここで語彙力が必要になってきます。自分専用の単語ノート作りが必要です。表現したい英単語・イデオムを調べどんどんノートに書いておきます。
いわゆる口語表現とかは後回しにして、この二つの形をマスターする。口から出るように練習するのです。
STEP 2 からはまた書き足していきます。![]()