物語の立て方を考えていくと、物語そのものがどうであるか、あったかを考えていくことになる。すると、その形の原型ともいえる読書感想文に到達するといえる。これは無理があるかもしれないが、物語を作っていくということにおいて、重要なものを教えてくれるかもしれないので、少し脱線して読書感想文と作り方を簡単に見ていきたいと思う。
まず書きたいことをまとめる。どうして選んだのか、どこに感動したか、書き出しや終わりの形、書く内容として自分ならどうするかと言ったところだろう。
次に書き方を順を追ってみると、まず理由、次にあらすじ、そして感想、さいごはまとめといった感じである。
小学生を対象としたような物になってしまったが、書き方を考える上ではこれで十分だと考えられる。少し無理やりだが考えてみよう。まず書きたいことから、どうして選んだかは、その作品を選んだ理由となり、書いた側から見れば「メインテーマ」と重なる。どこに感動したかは、お涙頂戴にはなるが、「最重要ポイントの明記」となろう、書き出しや終わりは、「話の掴みや結論及びそれらの良さ」となる。自分ならどう書くかは、話の展開性や、登場人物の良さ、話の出来の良さということになろう。
次に順序、これは書き方そのものになるだろう。まず理由、これは話の出だしであり、テーマであり問題提起である。次にあらすじ、これは話全体の紹介となる。逆に見て、ここの「感想の書きやすさ」は「話のわかりやすさ」となるかもしれない。わかりやすさがいい話とは限らないが。そして感想、単純に話全体の出来の良さだろう。話全体が暗い終わりになったとしても。最後はまとめ、これは話全体の存在意義そのものに通ずるものと考えていいだろう。
と書いてきたが、物語を立てていく上で、感想文を頭において書いていくとおいいものができるかもしれないとも考えた。感想文としての項目数を増やし、論点も増やしていくと、多くの作品に応用できるかもしれない。今回はできる限り少ない項目数で、読書感想文から物語の立て方を考えてみた。