宇宙そのものを崩す存在との戦いは熾烈を極めた。完全不定形の存在に対しての攻撃は困難を極めた。しかし頭を使い何とかして対処し続けたが劣勢であった。あらゆる惑星がこれを見ていた。やがて、その中から援軍を出すものが出た。戦隊チームは来る者は拒まずの姿勢をとって参戦を願った。そして多くの惑星も参戦し、ダルス、ラウト両勢力からも援軍が出た。全宇宙が宇宙の危機に一体となって対処していた。そこには正義の姿があった。
そして、宇宙を崩す存在は砕け散った。
「これで、将来の憂えは無くなった」そう、スターユニオンは語った。
以後、スターユニオンは静かになった。宇宙の覇権を争い、非常に高い緊張状態にあったダルスとラウトの両勢力は、なんだかんだあって和平条約を結び、宇宙に平和が戻った。その条約締結式には、この関係に導いた存在として戦隊チームがいた。
地球もまたこの状態を見る中で、一体として変わっていく必要性を感じたようである。それはそれでいいことだなと戦隊チームの皆は思った。
最後に、彼らはダルスの研究者の墓地を訪れた。
「あなたの存在がなかったら今の宇宙はありません。ありがとうございます」
「僕は風の便りに聞いたが、この方は不治の病を患っていたらしい。最後に大きなことをしたかったのだと思うし、それはこの形で実現したのだからよかったのだろう」イエルデは言った。
「これからどうすんのあなたは」カナが訊いた。
「地球の担当官としてこれからも地球に残るよ」イエルデが答えた。
「まあ、それぞれやることはあろうが、皆で集まって飲めたらいいさ」アイダは言った。
「飲めない者がのがいるのだが」スミタニが言った。
そんなことを言いつつ、彼らは家路についた。
END