そこはまるで宇宙の中心であり、闇と光に満ちていた。そして、宇宙のすべてを見渡せそうであった。スターユニオンの正体は、大体はわかっていたが、人類たちよりはるかに進化したと思われる、非常に高度な知性体であった。
「お前たちは」
「仮面戦隊ジャスティスマンズというチームです。あなた方が我々の存在を危険視する理由をお教えいただきたい」
「その理由は単純、お前たちの将来が宇宙に危機をもたらすためだ」
「将来っていつですかー」カナが訊いた。
「数百年後だ」
「いやもう生きてはいないが」アイダは言った。
「血と思想の連なりだ」
そしてその過程について最高の知は答えた。「それら」と後継者たちはその知をもってやがて星々のみならず宇宙そのものを崩す存在を作り出してしまった。そして止めることは叶わず滅んだ。簡単に言うと、それが彼らスターユニオンであった。
「自分たちを繰り返させないためにやっているということですか」
「ああそうだ」
「しかしそれはあなた方の正義ではないですか」
「もちろんそうだ。だがその大義は大きい」
「我々にも大義も正義もある」スミタニは言った。
「それも分かる」
「星に貴賤はない。上下もない。格差もない。そうでしょう」イエルデは言った。
「そう、それも分かる。そして、お前たちが来るのも分かっていた。だからこそ、将来の憂えを解決したい、ここで」
そう言うと、スターユニオンは全ての元凶になりうる宇宙そのものを崩す存在を呼び出した。
「君たちの手で、運命を滅ぼしてほしい」

 

そして決戦が始まった。