それから数日して喫茶店にある男が来た。来た瞬間同類と分かった。向こうから話しかけてきた。
「きみがコウノマサトシ君か」とその男が言った。
「はい、そうですが」
男の名はヤマブキアリヒトといい、やはり研究所脱出組らしい。ここ最近は逃げ回っていたそうだ。
「もっと早く合流できたのではないでしょうか」
「本気で逃げててね。で、そのあとにスミタニさんに会ったんだよ。あとはそこから皆さんの情報をもらって自分から会いに回ってるというわけ」
「そうですか、で、スミタニさんから装備はもらったのですか」
「もらったよ、あれは思った以上に便利だね。何かあったとき、にすぐ使える」
それからヤマブキが捕まった流れを話した。仕事中に捕まったらしい。それで研究所炎上で逃げたとのこと。
「なぜか4人そろっただけで襲われたんですよ」
「じゃあ僕は不要かな」
「いえ、戦えますか」
「君たちの要望があれば、僕も参戦して、その昆虫人間とやらを退治しよう」
そして連絡先を交換した。

マサトシにとってはチームメンバーが増えたことで力が増したように感じ、問題解決へとつながっていくように感じた。