全員に連絡がついたある日、スミタニは皆をどこかの倉庫に呼び出した。
「前も言ったけれど、私たちはオクトスに狙われる可能性がある。」
「何故だ」アイダが言った。
「もちろん力を持っているからだ。彼らは回収を図るだろう」
「それはいやだなあ、普通に生活したいだけなのに」カナは言った。
「で、これからどうするのですか」マサトシは言った。
「自分の身は自分で守る必要がある。だからこれを用意した」
そうスミタニが言うと、腕時計型の何か装置のようなものを取り出した。そして腕につけると起動させた。すると装置から金属風の何かが出てきて体を包み込んで鎧のようなものとなった。
「それはなんだ」アイダが言った。
「強化外骨格だ」
「キョウカガイコッカク?」カナが言った。
「昆虫のことでしょうか」マサトシが言った。
「それだ。本来は私たちに装備として配られるもので、戦闘用の鎧だ」
「戦うのか」アイダが言った。
「いや、防御用かもしれない、ただ理由がよくわからない。」

その後全員に配り、それぞれ確かめてみた。この鎧は身体能力の向上も図れるものであった。
皆がいい感じに慣れてきたところで、周囲に違和感を感じた。