ITパスポート試験シリーズその6
「64ビットCPUとは」
CPUとはコンピュータの頭脳です。
一度に処理できる情報の数が64個なのが
64ビットCPUです。
<CPU>
CPU(Central Proccessing Unit)とは
直訳すると「中央加工単位」、
日本語では「中央処理装置」などと
呼ばれているものです。
四則演算をする演算機能と
プログラムを解釈して各装置に伝える
制御機能があります。
<32ビットCPU、64ビットCPU>
CPUには一度に処理できる情報の数が
32個の32ビットCPUと、
64個の64ビットCPUがあります。
現在の主流は64ビットCPUです。
<マルチコア>
演算回路が2つだとデュアルコア
4つだとクアッドコアと呼ばれます。
このように複数の演算回路があるCPUのことを
マルチコアと総称します。
それぞれのコアが別々の処理を
同時に実行することを並列処理と言い、
その分処理能力が上がります。
<OSとの関係>
OS(Operating System)にも32ビット版と
64ビット版があります。
64ビットCPUはどちらも動かせます。
32ビットCPUは32ビット版のOSしか
動かせません。
<まとめ>
NINTENDO64というゲーム機の64が
まさに64ビットCPU搭載と言う意味ですね。
任天堂としては初めて本格的な3Dゲームに
対応できたのも64ビットCPUの処理能力の
高さ故と言えるでしょう。