ツアーファイナルに向けて [その1] | 安田コウヘイの能動的ロック発明記

安田コウヘイの能動的ロック発明記

Anabant Fulls
Vo.Gt 安田コウヘイの日記。コラム。ブログ。




11/7僕らのツアーファイナルが
渋谷O-Crestにて行なわれる。



はっきり言って









緊張している









楽しみだからこそ、なんだけど

「当日全然お客さん来てなかったらどうしよう...」だとか

「ライブハウスのスタッフや出演してくれるバンドに粗相があったらどうしよう...」だとか

悪しきシュミレーションを繰り返しては気持ちが億劫になることもしばしば。
ロックスターを目指す若者がこんなに小心者では世も末である。






僕らは壮絶なメンバーチェンジを経て
今年の6/1に初めてミニアルバムを作った。
その名も「BOYS」
夢を持った1人の少年をモチーフにしたロックアルバム。

「このアルバムで売れねぇなぁ。どっかレコード会社とかひっかかんねぇかなぁ。」

なんてことを考えながら完成前のラフミックスを聴いていたことが記憶に新しい。
(実際は過酷なツアーを体験するだけでそんな簡単に売れやしないことを知る)






ツアーの全容はおいおい記すとして
今日11/1がツアーファイナル1週間前。
前述でもあるように、僕は死ぬほど緊張している。

レコ発イベントの前日なんかウキウキして寝られなかったくらいなのに、
ツアーファイナルとなるとそうもいかない。とても不思議なテンションというのか…難しい気持ちだ。

「BOYS」が小規模ながら世の中へドロップされて、もうアナバンだけのものではなくなった。
様々な人のものになった「BOYS」をどう演奏して、どう伝えればいいのか。

僕はあくる日もあくる日も考える。

ここまで読んで
「けっ。売れてねーバンドマンが考えすぎだろ。」なんて思った方は、ぜひくたばってほしい。

ぜひ、くたばってほしい。






僕が11/7までにその答えを出せるのかは別として、もうやることに変わりはないし、最高のイベントにすることにも変わりはない。





正真正銘、「ライブ」をするだけだ。