大間はまぐろ 千葉はいわし | moritaのブログ

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TVのワイドショーを見ていて昨年後半から相撲界で、ビール瓶で殴ったとかカラオケのリモコンで殴ったとかの「ごたごた」から、偉そうにふんぞり返って依怙地に黙りこくる元横綱、親方、理事(元)がらみのことばかり。

そんなもの見たくないので小刻みにチャンネルを切り替えますがどのチャンネルもそればっかりなのですね。

昔のダイヤル式であればとうにダイヤルノブがもげているところでしょうが、ボタン式リモコンですから心配することはありません。


別に相撲がどうなろうとかまわないのですが、これだけ長期に黙りこくって、まるで相手からの球を待つかの姿勢、私の感覚に合いません。というよりほとんどの会社や官庁の組織人であれば半ばあきれちゃっているのではないでしょうか。


そんなふとどき者も理事解任になってひとまず終息と思われたら、今度は行司のスキャンダルだそう。

ワイドショーを作る方はウハウハでしょうね。もっと大事なこといっぱいあるのにね。



一方「まぐろ」。

これもさんざん見せられました。

正月一番のせりを初せりというそうで、特別のご祝儀相場がつくらしいのです。

豊洲移転に伴って今年の築地の初せりは最後だということで、各局がこぞって放送していました。

青森大間の「まぐろ」(本まぐろですね)の漁船からの中継も、うんざりするほど見ました。


ただでさえ資源量が枯渇ぎみという太平洋クロマグロは山陰沖の巻き網漁などの影響で津軽海峡大間で獲れる巨大まぐろはますます貴重な位置付けだそうです。


しこうして、市場にやってきた魚体は400kg近くまでのものもあり、せり値で3千6百万円だとか。


ふーん・・・それはすごい世界でございますね。


100㎏で握り3500~4000貫、400kgなら16000貫だそうで、36000000円÷16000というといくらになるのかな。


9日にはこのまぐろを仕入れた銀座の店で客に提供するといいます(結構ワイドショー視てますね)。



たかがまぐろでそんな大騒ぎしなくていいのに。

そもそも私、「まぐろ」好きではないのです。値段が高いせいではありません。

コースで出てくれば食べますが、自分で選んで買うことはまずありません。半年前にめばちのぶつ切り買ったかな、という程度です。


「刺身盛合せ」なんていうのも好きじゃないですね。

あれこれ食べられるから好きという人も多いけれど、買うのであれば、今なら「ぶり」、春~夏は「かつお」の単品を選びます。

高級寿司店でもデリバリー店でも回転寿司店でも、例えば10貫で全部違うのっていやですね(回転寿司だったら好みが回ってくるのを待てばいいが、そう簡単にやってこない~上流の客に取られてしまうことも)。


「ミックスフライ」もそうです。「おかめそば」もそうです。


すなわち、あれやこれやが同居したものが嫌いなのです。


TV東京の『孤独のグルメ』はよく視ていましたが、主人公は店で4品も5品も注文して、必ずごはんに主菜やらをぶっかけてかっこむところが出てきます。

丼ものや汁なしそばなんかは、もう徹底的にかき混ぜちゃうのです。


「のっけめし」くらいはいいとして、グチャラグチャラかき混ぜるのは、どちらかというとビビンバとか朝鮮韓国由来のもので少なくともニッポンの中心の文化からは違和感があるのではないでしょうか。


和食においては、汁をいただき、ご飯をいただき、煮物をいただき、肴をいただき、漬け物、といった段どりだと思うのです。

私は納豆もかき混ぜずに端から切り取って食べるのが好きです(かき混ぜてねばったのも美味しいですけれどね)。


えー、まぐろと刺身系に戻ります。

「海鮮丼」なんていうものが隆盛らしいようですが。

まぐろ、はまち、さわら、あじ、海老、ほたて、うに、いくら・・・・とか結局めちゃくちゃなのですが、

これってなんの工夫も努力もありませんね。

丼の上にそこらにある生魚やらを乗っけただけ。

たくさん乗せるほど値段も高くなりますが、高ければいいというものではありません。


丼を名乗る「かつ丼」「親子丼」「天丼」「牛丼」、それぞれ予定調和を充たしていて、何も足さない何もひかない様式美を備えているのにです。

 


やはりですね、海鮮丼なんていう見かけごかしではなく、せいぜい譲って「鉄火丼」でしょうか。

ということでまたまぐろに戻ってきましたが、どうも今回の記事は好のみ半分以上となったようです。

でも、食べものと食べかた、その他日常生活の諸々においても個人差はあれ好き嫌いがあるのは当然だし自由なものだと思うのです。


たまにはまぐろと思っても、大間は当然なく、スーパーのチラシは、(マルタ産)地中海の養殖ものとかが多いよう。

大西洋まぐろも悪くはないのですが、とりあえず千葉県九十九里名産「いわしの胡麻漬け」。