大根を1本丸ごと購入するというのはまずなくて、1/2カットの利用が多いのです。
この場合、シッポを取るかアタマを取るかという大問題に直面します。
アタマのほうには葉っぱが付いていますので、学生食堂の味、大根葉味噌汁の具とかに重宝します。
ここのところサンマに添える大根おろしがメインになってシッポをよく買っています。
どっちも値段同じなのですね、だからよけい迷うのです。
大根のアタマかシッポかというのは、たぶんその人格を評価する心理テストになるかもしれません。
同じような問題は、カツオのサクを選ぶとき、腹身にするか背側にするかという場面にもあるし、
「あんぱん」の場合は、こしあんかつぶしあんかという決断を迫られます(ちょっと違うか?)
今日は干し大根を買うのですから、アタマ・シッポ問題に悩むことは無いと思いますが・・・いや思いたいですね。
秋晴れの農協直売所。
1年ぶりの干し大根との再会です。
買うのは初めてですけれどね。
有りました、いつも見ている生の青首大根のようにデブデブではなく、かなりシワシワで指で押すと少しくいこんでいきます。
女性でも若ければよいものではありません、歳に応じた魅力は深まるものです。
推定年齢50後半から60代くらいでしょうか。うーんこれも熟女といえるのかな。
でも最近は結婚相談所の紹介でコワいことになるので気をつけてください。
山形庄内で干された大根が約10本束になってコンテナにうず高く積んでありました。
干し大根10kg2200円。
これこれ、とほくそ笑みながら右手でひょいと持ち上げて左手のカゴに入れようとしましたが、大根束はびくともしません。
10kgというのはすごーく重いのです。
これがコメ10kgなら普通に警戒するはずですよね。
カゴを床に置いて、へっぴり腰になりながら両手でなんとか移しました。
でもまだ買いたいものも有るのです。
カゴの取っ手がもげるかもしない。
とりあえずカート置場までヨロヨロ行きまして、店のおじさんに手伝ってもらいながらカートへ移動。
もうこの辺でかなりの不幸を呼びこんでしまった予感を感じました。
生ぬかは、「新たけのこ」のときはただでくれたのに、有料でした。しかも2kgの大袋が80円。
安いといえば安いですけれど、こんなに要らないんだよなあ。
自動車だからいいものの、徒歩であれば二宮金治郎になっていたところです。
この後の予定は打ち切り、帰宅することにします。
一旦家に戻りキャリーを出して再び駐車場へ行き大根束を運びこみます。
近所の人には絶対見つかってはならない。
さて、なんとか無事に運び入れた干し大根を見ていると、死体の後始末の苦労が判るような気がします。
まだ夕暮に間があるので「追加干し」の準備をしましょう。
まだまだ楽にならないのです。



