この本は、かつて青春時代を共にした
バンドメンバーのその後を描いた本。
そのメンバーの1人、アカネは、
RCサクセションの忌野キヨシローの死を
きっかけに、突然思い立ち
家を出る事となる。
アカネは40代前半くらいで、旦那子供も
いるが、旦那に断りをいれ、かつての
バンドメンバーを探す旅に出る。
バンドは、ショットガンボーンズなる
金管楽器を演奏するバンドだった。
バンドメンバーには、ハクブン、キョーコ、
カン、チャワンがいたが、それぞれの人生を
歩み、リストラされたもの、
育児に追われたもの、
出世街道を外れたもの…等々、それぞれが
色々な人生を送っていた。
ある事件をきっかけに、バラバラになった
メンバーが集まって、一つになると思いきや。
最後は何故か突然出てきて、
それまでのストーリーと全く結びつく感じも
なく無理やり結びつけてる感が否めない…。
本の裏表紙の紹介文には、感動長編と書いて
あったけど、正直に言ってあまり感動せず。
個人的な意見ですが。