ポケットティッシュ その1 」からのつづき

小学高学年になった私は相変わらずポケットティッシュを必ず持ち歩いていました。
いつのまにか玄関には数十個のポケットティッシュが配備され、登校の時にはそこからティッシュをとるという仕組みが完成していました。
そして学校では給食をこぼした人があればティッシュをわたし、転んで流血した人があればティッシュを渡すようになっていました。

それから数年後・・・

高校時代、大学時代もポケットティッシュを持ち歩き続けました。
道端でポケットティッシュを配る人があれば立ち止まってでも必ず受け取りました。
おそらく母もそうやって集めていたのだと思います。

それから数年後・・・

社会人になって一人暮らしを初めてもポケットティッシュを玄関に配備してその習慣をつづけました。

それから数年後・・・

結婚してからも同様の習慣を続けました。
ただ、ポケットティッシュが集まらなくなりました。
理由は、仕事が忙しくていちいち受け取らなくなったことと不景気でティッシュ配りが減ったことだと思います。
母に相談すると、家にたくさんあるとのことでした。
さすが母です。
おそらく何百という単位のポケットティッシュを台車にのせて現れました。
しかも場所は人がごった返す東京駅です。
うちの母はいつもやりすぎるのです。


「ポケットティッシュ その3」へつづく・・・