“ムダ削減”は社会保障も 岡田氏「聖域ではない」
(02/05 15:28)
岡田副総理はテレビ朝日の番組に出演し、消費税増税に向けて理解を得るためのムダ削減として、地方への支出や社会保障費も対象とする考えを示しました。
岡田副総理:「独法(独立行政法人)とか特別会計とか(改革を)やるが、同時に地方との関係とかあるいは社会保障とか、そういうところも聖域ではありえないと思う」
そのうえで岡田副総理は、地方自治体側も身を削る努力が必要だと強調しました。ただ、公共事業の削減や埋蔵金については「大きな塊は残っていない」として、財源の捻出には限界があるという認識を示しました。さらに岡田副総理は、消費税の5%引き上げは「出血を止める意味で、現状維持のためだ」として、社会保障財源などのために2015年以降には再び消費税や社会保険料の引き上げが必要になるという考えを示しました。