先日PPP買ったって言いましたが今回はそれと一緒に中古で手に入れたヤツについて。
ちょっと思うところがあったのであえてカテゴリーは「音楽談義」で。
買ったのは”Hand on the torch” / US3 (980円也)です。
これはラップしてるにも関わらずあのブルーノートから出てるとゆう興味深い1枚でして、その肩書き+どこかのブログで「これでジャジーにハマリだしました」的紹介を参考に、中古だったんで買いました。
まだあんま聴いてないんですが、どうもピンとこない。。何でですかね。。
いや、確かにジャジー!それはもうこれをジャジーじゃないなんて口が裂けても言えない。
なんですが、PPPと一緒に買ったからってのもあるかも知れませんが、どうも新鮮味がないんですよ。
’93年の作品なんで新鮮味とか求めるのもおかしな話だと思う方もいるかも知れませんが、古くてもイイ曲には新鮮味があるモノで、特にまだまだ修行中の僕にはここ何年かそうゆう曲との出会いに涙してきた経験も多々あります。
ただですね。。こ~れはどうなんだろう。。
もう率直に第一印象をゆっちゃうと、ジャズのスタンダードの曲に乗せてラップしてる。そんな感じ。
ちょっと言葉悪いですが、「家でやれ」と言いたくなるんですね笑。まあ最後まで聞いて下さい。
もしこれを好きって人がいたら、ヒップホップ自体はそんな好きではないか、詞が好きか、ラップとかの何とな~くカッコイイ感じとかが好きなんじゃないんですかね?違うんかな~。。
だって曲は原曲とそんな変化ないですよ。モロじゃないっすか。
ここで僕ん中のサンプリング観へともつれこむわけですが、サンプリングをしてる場合僕がいつも気にしてるのは、「元ネタを超えたんか?」ってことなんですね。
たまにショップのレビューとかで、
「大ネタ○○をモロ使い!これは買いでしょ!」
みたいなん見ますが、「???」なんですね。
モロならいらんな~ってなりません??
最近もジョンレノンの”Imagine”をモロに使ったトラックにNASがラップ乗せてんの聴いたんですが、やっぱ何かそんなには惹かれない。。あくまで「音」については革新性はほぼゼロに近いですよ。
”Imagine”超えてんのかなあこれ?ってなるんですよ。超えてないなら、別に”Imagine”でいいです。
これはやっぱ僕がリリックをあんま気にしてなくて、あくまでヒップホップの生み出す音の革新性にホレてるからだと思うんですよ。
もちろんリリックはヒップホップ語る上で欠かせない要素ですから、もちろん邪道なのは僕なんですが。
NASのリリックが好きなら有名な曲に乗せてやってくれりゃあバンバンザイですもんね。。
例えばUS3の代表曲、”Cantaloop”についてゆうと、「音」に限定すればやっぱり革新性はゼロに近い。
もちろんすごい不利な判断ではあります。だって’93年の作品ですから。
そんなんダウンタウンの初期の漫才だけ見て「おもしろくない」と斬るようなアンフェアさですよ。
今となってはJazzのサンプリングもクイズネタも別に目新しいもんでもないですから。
そうゆう意味では、後世に与えた影響とかは否定できません。確かに当時としては革新的だったはずです。
でもやっぱ仕方ないことですが、その後世を知っている僕には、大きく超えられてんな~て感じは否めないんですよ。
現代の人たちに、胸を張って「これオススメ!」とは言えない。
んでさっきから「超える」ってゆってますけど、別に同じベクトルで超えてなくても、新しい価値を生んでればイイんです。
だから左上で「同ネタ特集」とかやってんのは僕ん中では矛盾してないんですよね。。
確実に同じネタでも違う切り口を見せてくれてる。
ヒップホップ嫌いな人の中にはサンプリング自体否定的な人もいるじゃないですか?
あんなんただのパクリだってゆって。
何かパクリをはき違えてんじゃないかな~と思うんですよ。
最近大学で著作権の勉強してるんですが、今まで著作権って「パクっちゃダメ」って法律だと思ってたんですけど、ちょっと違うみたいなんですね。
新しい価値を生めば、ある程度パクっても仕方ない部分もあることを想定してるみたいです。
ちょっと言い方悪いですね。。誤解を生みそうなんで言い直し笑。
要するに、何でも著作権与えてたら、文化の発展をけっこー阻害しますよね。
だからどんだけオリジナルで作っても有効期限が設定されてるわけで。
だから著作権の最大の目的のひとつには、文化の発展を妨げないってのがあるんですね。
特にJ-POPを批判する人ん中にはよくパクってるかどうかにだけ目を光らせてる人たちがいて、オレンジレン○やらを批判してんの見ますけど、何か非生産的だな~と思うようになりましたね最近。
フォローはしますが別に肯定はしませんよ。
パクってもあんだけ売れたのは、そこに新たな価値をファンが認めたからじゃないんですかね?
まあパクったことを公言しなかったら元も子もないんですが笑。
単純に音の趣味が合わないから嫌いですが、別にそんな責める気にはなりません。
もう鬼の首とったみたいにレンジいわく「参考にした」原曲を並べてたりしますが、彼らが生み出した新たな価値について、好み以外の理由で否定できる人いるんですかね?
経済効果としてもきっと大きいはずですよ。
特に商業主義的なメジャーとゆう観点からは多大な成功おさめてますよね。
それが目的なんだからあの人たちは。
そもそも日本だってパクリから新たな価値を生み出してここまで来たわけで(もちろん全部が全部じゃないですよ)。そこをもう一度考えてみては。
少なくともレンジはこの曲よりはモロ使いじゃないですし。
ちゃんとアレンジしてますよ。
よく聴いたことないですが笑。
パクリ探しにやっきになってるみなさん、サンプリングを根底から否定するみなさん、
似てる部分ばかりにとらわれず、なぜ似てるのにこれだけ評価されてるのかに目を向けてみませんか?
ひょっとしたらそこには新たな価値があるのかもしれませんよ。
多分今までで一番長いなこれ。。万が一読んでくれた人いましたら心から感謝します。
あなたはきっと音楽がめっちゃ好きなんでしょう。じゃなきゃただのヒマ人かどっちかでしょう笑。
ではもう2度とこんな長い文書きたくないんで次回からはフツーにレビューとかしていきまーす。。
