以前、イングレスというスマホ位置情報のゲームを知り合いから勧められまして、面白かったのでとりあえず頑張ってやっていました。

 
 
●イングレスってなぁに?
内容的にはGPSを利用した陣取りゲームで、青軍と緑軍の2軍に別れて勝負する…というのは建前で、いかに自分の成績を上げるかを考えて行動するゲームです。
そのため陣地を巡って同軍同士で協力しあったりいがみ合ったりしますし、敵軍が自分の都合の良いように陣地を取ってくれないと成績は上がりませんから、おのずと自分が敵軍に都合の良い動きをし、次第に自軍より敵軍と気持ちを交わすようになっていきます。
 
●イングレスのダークサイド
そんなゲームとはつゆ知らず、私はその知り合いと同じ青軍に入った訳ですが、このゲームはマナーに関するルールはありません。出来ることの範囲で好きなように行動しても良いわけです。
その知り合いは、ここは私の遊んでいる範囲だから私に許可を得なさいなどと、様々な自分ルールを作り始めました。結果として私はイングレスから離れることになってしまいました。
 
気持ちが落ち着いた頃に私と同じ思いをしている人がいるんじゃないかと思い検索してみると、同じように陰湿な行為で被害を被った人は結構いるようです。
 
●でも楽しく続ける人がほとんど
一方、妻は私よりもイングレスにハマっていました。
(妻も同じような被害に遭ってはいるものの、メンタルが俺より強いので、内心腹を立てながらそれをかわして続けています)
 
緑軍が陣地を壊した(壊してくれないとゲームにならない)とかで、夜な夜な外出。朝も早くから外出。
この方法だと割と穏便に楽しめるようです。あと、自軍の動きはいちいち表示されるので嫌な人(その知り合いとか)がプレイしている場所には近づかないことなども気を付けているとのこと。言ってみれば妻はプレイというサバイブをこなしていくことで、楽しめる環境を見つけていくのが上手いんでしょうね。
いつの間にか妻は緑軍とゲーム内で言葉ではなく、合図や陣地の取り方などで会話をすることを習得していました。
うまくやっていけば楽しいゲームなのです。そしてプレイヤーは相当数いて楽しくプレイしているのです。
妻は仕事をしていない(できない)ため、夢中になれることがあることはいいことと思い、妻を止めることは致しませんが、反面、私はその知り合いから追い出されるように辞めてしまったために悔しい気持ちがノコっており、楽しんでいる妻が羨ましく感じます。
 
 
 
そんなこんなでしょぼくれていた私ですが、イングレスにはあと2つ、他の遊び方もありました。
 
 
●ミッションをこなす
その一つは、観光地などでいくつもの陣地をチェックすることで進められるミッションをこなしていくことで、バッヂを集めていく遊びです。
これは妻とも楽しくすることができるので、大いに助かっています。
 
ミッションはユーザー申請制で無数にあり、綺麗な写真を使っているものほど好まれる
 
 
●写真を運営に申請する
他には陣地の写真を撮って申請。他のプレイヤーに評価しもらい、陣地のメイン写真に取り上げてもらうことを競う遊びです。
当然一番高い評価の写真がメインになるので、どんな写真であれば評価が上がるのかを考えて、また、取り上げられやすい陣地を探していくなど、私に向いている遊びです。
 
 

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評価がトップであれば、こんな風に自分が撮った写真が陣地のメイン写真となる
 
 
●今後のイングレスに望むこと
イングレスは2013年頃から始まり、現在で約4年半続いている息の長いスマホゲームで、ルール修正も多いゲームでもあります。そしてそれだけコアで熱心な人を作り出しています。
これからも長く愛されるゲームにするために、現実社会でいがみ合わないようなルール修正をしてほしいと願います。