やあ、今月だけで5回も知らん人に道を聞かれた男、レイジだ。

別に構わないのだが、すぐそこに交番の警官が待機してるのに何故俺なんだろうか。


さて、今回はファントムのスキルについて説明しよう。


〇ファントムマーカー関連(メイン専用)
・ファントムマーカー
・マークPPドレイン
・マークヒール
・ゼロレンジマークブースト
・ロングレンジマークブースト
・チェイスマークブースト
・ファントムタイムマークブースト
・ロードオブソーン

ファントムマーカーはエネミーにマーカーと呼ばれる、まあ爆弾みたいなものを蓄積させるスキルだ。
基本的には通常攻撃、PA、テクニックをエネミーに当てることでマーカー値は蓄積されていく。

蓄積されたマーカーは各ファントム武器の武器アクションをチャージした状態で当てる事で起爆させることができる。

マーカーを起爆させると、大ダメージを与えることとPPを回復することができる。

また、マーカーには蓄積値が2段階存在し、1段階貯まれば起爆が可能になるが、2段階貯まればヒーローのチャージ気弾以上の大ダメージを与えることもできる。

1段階目(最大を100%として20%くらい)
・マーカー色:青
・起爆ダメージ:少ない
・起爆時PP回復量:30

2段階目(蓄積値100%)
・マーカー色:紫
・起爆ダメージ:特大
・起爆時PP回復量:50

ちなみに、マーカーはエネミーの部位に表示されるが、マーカー値はエネミー本体に蓄積されているので、部位破壊などでロック位置が消滅しても別の部位に蓄積値は引き継がれている。
さらに、一定時間経過するとマーカーアイコンは消えてしまうが、蓄積値は残り続けるので再度攻撃すればマーカーアイコンが再表示される。


マークPPドレインとマークヒールはファントムマーカーが2段階になるとHP、PPを自動回復してくれるスキルだ。

・マークPPドレイン:最大で+20
・マークヒール:最大でHP20%回復

ただし、雑魚戦でマーカーが2段階になることはあまりないので役立つかと言えば微妙だ。
ポイントの使い道がなければ振込む程度でいいだろう。


マークブースト系は見たまんま、ゼロレンジ攻撃、ロングレンジ攻撃、状態異常エネミーに対しての攻撃、ファントムタイム発動中の攻撃時のマーカー蓄積量が増える。

特にチェイスマークブーストはジェルン、ウィークバレットにも対応している。
ファントムは自力で相手をジェルンに出来るので少なくともチェイスマークブーストだけは取っておいて損はないだろう。
他は好み次第だ。


ロードオブソーンはファントムスキル1番の問題児だ。
スキルレベルを上げることで起爆ダメージが最大300%になる。これだけなら取得必須なのだが、問題はもうひとつの能力だ。

スキルレベルを上げるとマーカーの蓄積量が最大25%まで減少する。
つまり、最大までスキルレベルを上げるとマーカー蓄積量を100%にするためには普通の4倍攻撃をしないといけなくなるのだ。

そのため、取得するとマーカー蓄積量が減少してしまい、マークヒールやマークPPドレインの発動条件である2段階目を目指すことが難しくなってしまう。

取得するのであれば3で抑えておくのがバランスがいい。
もしくは全くとらないという選択肢もある。



〇ファントムタイム関連(メイン専用)
・ファントムタイム
・ファントムタイムフィニッシュ
・ファントムタイムマークブースト
・ファントムタイムジェルンリドレス

ファントムタイムはギアを1段階消費することで発動することができる。

効果としては以下の通りだ。
・発動時間:20秒
・発動直後5秒間無敵
・回避無敵時間0.5秒延長
・PP消費量20%軽減 
・ファントムタイムフィニッシュ発動可能

ヒーロータイムとの違いはタイムカウンターボーナスのように発動時間が延長しない、攻撃力アップはしない、再発動までのリキャストが5秒と短い点が挙げられるだろう。

ファントムギアはヒーローギアと同じく、同じ技を連続で使い続けるとギアの上昇率が下がる欠点がある。

同じように、ヒーローカウンターならぬドッジカウンターショット発動時はギアが大幅に上昇する。もちろん、武器アクションやマーカー起爆でもギアが上昇する。


ファントムタイムフィニッシュはファントムタイム発動時間内に再度ファントムタイムを発動させることで武器固有の必殺技を放つスキルだ。

武器によって違いはあるが、共通するのは
「最大ダメージの一撃を当てるまで少し時間がかかる」ことだ。動き回るエネミー相手だと運が悪ければ外してしまうこともあるので気を付けよう。

当然ながら、フィニッシュが発動したら残り時間に関係なくファントムタイムは終了する。


〇ファントム専用スキル関連(メイン専用)
・ドッジカウンターショット
・ドッジPPゲイン
・アタックジェルン
・ジェルンリドレス
・クイックカット
・ブルズアイ
・アンビバレンス
・Phウェポンボーナス1、2

ドッジカウンターショットはファントム版ヒーローカウンター…とはちょっと、いや、けっこう違う。

ヒーローカウンターは回避から通常攻撃に繋げることで発動し、大ダメージを与える。
一方のドッジカウンターショットは回避した時点でカウンターがストックされ、通常、PA問わず攻撃をすることで発動し、追加ダメージを与える。


ヒーローカウンターと比べると、他にも以下の点が違う。
・ダメージ的にはヒーローカウンターの半分くらい
・ステップ回避以外の無敵時間は発生しない
・回避した時点でカウンターがストックされる
・武器を持ち変えてもストックは維持される

ドッジカウンターショットは発動すればギア、マーカー蓄積量も大幅に増えるので積極的に活用しよう。

ドッジPPゲインは回避成功する度にPPが最大20回復する。メリットしかないのでこれも必須スキルだ。


アタックジェルンはPh武器での攻撃にジェルン効果が付く。
デバフ効果はボス相手にも通用するし、ポイズンなどの状態異常とはカテゴリーが違う状態変化なので、状態異常とケンカすることもない。

ジェルンリドレスはジェルン効果が10%→15%に増加する。スキルポイントも1しか消費しないのでついでにとっておこう。


クイックカット、ブルズアイ、アンビバレンスはそれぞれカタナ、ライフル、ロッド用のスキルだ。

クイックカットは納刀のエフェクト発生時に武器アクションを使用するとエネミーの位置まで高速移動攻撃を行う。移動する範囲はステップ5回分程度だ。

ブルズアイはライフルでのマーカー起爆時にリセットされるマーカー蓄積値をある程度リチャージしてくれる。1段階の起爆では5%くらい、2段階での起爆後は1段階目まで蓄積値をリチャージする。

アンビバレンスはロッドでのテクニック攻撃時にもマーカー蓄積、ギア増加が発生する。

テクニック攻撃主体ならアンビバレンスは必須だろう。ライフル主体ならブルズアイも必須だ。クイックカットは少々特殊なので要練習といったところか。


Phウェポンボーナスは2つ習得すれば攻撃力がかなり増加する。これも必須だ。



〇サブクラス使用可能スキル
・オールアタックボーナスPh
・ファントムPPリストレイト
・テックショートチャージ
・テックチャージJAアディション
・PPハイアップ
・フルドライブ
・フォトンストリーム
・クリティカルストリーム
・ファントムマグ

オールアタックボーナスPhからPPハイアップまでは基本クラスの能力と変わらない。
オールアタックボーナスPhとファントムPPリストレイトは必須、テクニックユーザーならテック系も必要になる。PPハイアップはユニットにPPを盛れば不要だ。


フルドライブはギアの上昇率が最大150%になる。ファントムはもちろん、ギアが攻撃に直結するクラスも必須だ。


フォトンストリームとクリティカルストリームは最大PP次第で効果が上下する変わり種だ。

フォトンストリームはスキルレベルが最大であれば最大PPの5%分攻撃力に補正がかかる。補正上限は10%なので、PPが200あれば補正値は最大になる。

クリティカルストリームはスキルレベルが最大であれば最大PPの20%分クリティカル率に補正がかかり、3%分クリティカルダメージに補正がかかる。
クリティカル率の上昇は60%なので補正値を最大にするにはPP が300必要だ。
一方のクリティカルダメージ補正は上限が5%なので、PP167で上限に達する。
クリティカル率を気にしないのであれば、フォトンストリームに合わせてスキルレベルを3~4に抑えておくのも手だ。


ファントムマグはマグの技量値をそのまま打射法に上乗せする。技量値200なら打射法も200になる。
恐ろしいことに、ブレイバーマグ、バウンサーマグと併用可能だ。



〇ファントム上級スキル(メイン専用)
・ゲシュペンスト

ゲシュペンストはHPが50%を切ると3秒間だけダメージ軽減80%、状態異常無効になる。
さすがにトリガーとなるHP50%を切るほどのダメージを受けたあとに生き残っていないと発動しないので即死級の大ダメージには効果がない。
使いどころが難しいスキルだ。



これでとりあえずは全部かな。書いてないものは基本的に他クラスのスキルと同じものだから説明は省いた。


次回はいよいよ武器別の紹介に移ろう。

それでは、また会おう。



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