やぁ、報酬期間前なのにもうユニットの新調をした男、レイジだ。
イザネは硬いねぇ。まさか汎用特殊能力でもデウスの両断に耐えられるとは。さすが新型ライダースーツだ。なんともないぜ。
さて、今回はそんなユニットについての考察だ。
かつて汎用ユニットは「全クラスで使える分には便利だけど前線で使うには力不足」という器用貧乏なものだったが、Hrの登場で評価が見直され人気が急上昇した。
そもそも何故汎用なのか。ソードだけしか使わないから打撃特化、ソードとTMGしか使わないから２極ではいけないのか。まずはここについて再考察しよう。
〇汎用？２極？特化？
勿論特化にした方が強い。ぶっちゃけHrならソード1本持っていればオールラウンドで戦えてしまう。しかしアンガ・ファンタージに耐性が付いてしまえば途端に役立たずになってしまうし、敵によってはTMGやタリスの方が有利に戦える局面もある。特化に過信するのは危険だ。
では２極ならどうか。実際俺も法撃が苦手なのでソード・TMG・ガンスラの３種を使うことの方が多い。
壊世ナベリウスに何度か上記の装備だけで行ったが、通常クラスの方が戦いやすいなどの理由で通常クラスの割合も戻ってきたお陰か３つ全てが使えなくなるということは一度もなかった。
ならば２極でも良さそうに思えるが、特殊能力をセットしようとするとちょっとした落とし穴があったりする。
例）打撃＋30、射撃＋30にしたい場合
①パワー３・シュート３
＝打撃＋30、射撃＋30
②アビリティ３・ミューテーション２
＝打撃＋30、射撃＋30、法撃＋30、打撃防御＋15、射撃防御＋15、法撃防御＋15、HP＋15
同じ２スロでも②の方が性能が良いのが一目で分かる。①をステ４（＋35）にしてももとが取れるかどうか、ステ５（＋40）までいかないと釣り合わないくらいだろう。
３スロ、４スロと増やして盛れば釣り合いは取れて来るかと思うかもしれないが、ソールやHP、PPアップ系も入れようとするとその差は一向に縮まらない。ただでさえ作るのが難しいステ５を無闇に作るより打射法を均等に上げた方が断然お得なのだ。
〇毎月２日はPSO2の日
更に、最近追加されたアクスフィーバー。
打射法技＋５、PP＋５とスティグマ（技量＋20、PP＋５）の技量分を打射法に振り分けただけのように見えるが、こいつには利点が３つもある。
①フィーバー系は１つあれば100％継承可能。
スティグマのようにわざわざ３つそろえて更にアルティメット産ソールを加える必要がない。
②２つ以上合成に使うとアクスMAXを習得できる。
性能は打射法＋25とモデュレイター・ウィンクルムの中間だが、アクスフィーバーが100％継承、MAXは２つで40％、３つで60％だからウィンクルムより作りやすい。ただしモデュレイター・ウィンクルムと共存はできない。
③アクスフィーバーとアクスMAXは共存できる。
アクスMAXに必要なアクスフィーバーはそのまま継承できる。２スロ使えば
打射法＋30、技＋５、PP＋５
となり、モデュレイターに迫ることができる。
流石にモデュレイター・スティグマと比べれば
打射法＋30、技＋20、PP＋５
と技量は15落ちるが、スピリタ４（PP＋５）と比べれば技量が付く分強い。何より材料が３つで済むので経済的にも優しい。
〇ユニットは自分に合ったものを
ならば上記の汎用特殊能力を組み合わせて作れば良いのかといえばそうとは限らない。特殊能力はあくまでサポートであり、主役はユニットだ。
例えばイヴリダユニット。打射法全てが上がりHP、PPも上昇。さらに防御力もそこそこにあるので汎用としては非の打ち所がない良ユニットだ。
汎用を求めるのであればこれが正解のように思えるかもしれないが、俺はオススメしない。
その理由は「プレイヤーが汎用ではない」からだ。
「近接に命を懸けるスタイル」
「攻撃は全て回避するスタイル」
「バフ・デバフを駆使して常に最大限の能力で戦うスタイル」
など、プレイヤーのプレイスタイルはプレイヤーの数だけ存在している。なのに武装は汎用型ならどこでも戦えると思うのはおかしな話だ。
近接主体なのに防御値が足りなければ被ダメージによる戦闘不能や回復などでロスが発生してしまう。
攻撃を全てかわせるなら防御をPPや攻撃に割いた方が効率的だ。
最大限の能力で戦うのなら特化ユニットを打射法全て用意し、状況に合わせて換装した方が良い。
つまり、プレイヤーが求めるべき汎用は
「能力値的にどんな状況にも合わせられる装備」
ではなく
「プレイヤーがどんな状況にも合わせられる装備」
なのだ。
イヴリダは確かに汎用だ。しかしとがった部分がないため無理にプレイヤーに合わせようとすると特殊能力をいくら盛っても追い付かなくなってしまう。だからこそ、Hrのユニット選びは重要課題でありPSO2のなかでも屈指の難問であると言えるだろう。
あ゛ー疲れた。ユニットの説明に関してはさらに長くなってしまうし、丁度四季さんズがまとめた記事があるからそちらを参考にして選んでみてくれ。
というわけで今回はここまで。それでは、また会おう。
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