気がつけば、

阿鼻叫喚・地獄絵図の教習記録

「二輪教習ダイジェスト」から早一年。


教習所で、暴走し転けまくり

鬼教官のイビリに耐え、

卒検地獄にハマって悔しくて泣いた日々が

遠い夢のようです。


そんな私でも都会の公道を走り、

挙句、首都高速を走っています。

世も末です。


人一倍、運転センスがない私ですので

これからも安全運転のために

ライディングスクールは継続します。



昨日は、

久々のKRS参加でした! 


※KRS : 柏秀樹ライディングスクール。

柏先生、超明るく大変気さくな先生です。

今回もお得意のオヤジギャグ炸裂。



最初の1時間は座学。

柏先生は、テクニカルな上手さより

いかに安全に走るか、

とう事を最重要視されています。

「下手でもいい、安全に走れたらよい。」

 


以下講義のキモです。

⚫︎フローティンググリップ

手のひらに力が掛かっていたり、

脇が締まり力んでいると操作ミスに繋がる。

グリップはふわっと浮くように、

手首は下げずに外から握る。

掌の小指側の付け根「豆状骨」を

グリップエンドに置く。

親指の付け根が疲れる様な握り方をしない。


↓豆状骨の位置

↓豆状骨を支点に斜め45°に握る



⚫︎センターキープメソッド

ワインディングでも、

アウトインアウト…などと、

早く走るようなライン取りはせず、

安全の為には、スピードをコントロールし

左右の視認性が良いセンターをキープする

ラインどりが望ましい。

咄嗟の状況に対応しやすい。



⚫︎練習は無理ない事から

まず自分が簡単に出来る事を

力まずできるようにとにかく反復する。

それから次のステップへ。

いきなり力量に合わない、

怖いと思う難しい事は決してしてはいけない。

根性で練習する時代ではない。



⚫︎速く走るのが良いのではない。

怖さを忘れて飛ばす走り方をせずに、

適度な怖さをもって走りを制御し、

安全に「生き残るために」走る事を考える。




実技は、いつものメニュー。

CB400SFをレンタル。


⚫︎ブレーキング

両足を下ろした状態で走行。

まずクラッチを切り

フロントブレーキをじわっと掛けて

止まる練習。

安全なフロントブレーキの使い方を練習する。

①左足着いて停止

②右足着いて停止

③逆操舵で左足

④逆操舵で右足


いずれも、完全に車体が真っ直ぐに

停止してから足をつく。


ツーリング等の出先で、

停止した瞬間に路面の傾きを感知し

どちらの足でも停まれるようにできるのが

望ましい。



⚫︎繊細なクラッチワーク

坂道をクラッチ操作のみで登ったり、

停止したりする練習。

広目半クラと狭い半クラを

調整することにより、クラッチを

アクセルとブレーキの様に扱う。


ほんのわずかのクラッチ操作が必要で

なかなか難しいです。



⚫︎JFターン

ローギアである程度速度出した状態から

クラッチを完全に切り

フロントブレーキを一定に掛けてJターン。

できればフルロック。

両足はリアブレーキ封印のため下ろしておく。


曲がりながらでも、

クラッチとフロントブレーキは使いようで

安全に止まれる。

安全なUターンや小回り操作に繋がる。



フロントブレーキの使い方が弱く

最後にフロントブレーキを

慌てて握り足してしまうという

ムラのある使い方をすると

まあ、カーブしながらな訳なので

車体は真っ直ぐにならずにコケます…


また、体重移動が伴わないと

これまた車体が真っ直ぐにならず、

コケます…



⚫︎最後に柏先生先頭で全員でコース走行

この時も、

✴︎速く走ろうとしない

✴︎センターキープで滑らかに走る


何とか、ついていきました。




相変わらず下手で

JFターン練習では5回はコケましたが

昨年夏に参加した時より

かなり手ごたえがありました。


昨年は訳が分からず

ただコケまくっていただけでしたが、

今回、こうしたらコケた、とか

これがいけなかった、とか

失敗した時の原因が

自分ではっきり解りました。



あっちこっちスクールに行って節操ないですが

HMSで習ったターンでの体重移動が

KRSで生きてきたり、


KRSで習った繊細なクラッチワークが

HMSでも役立ったり、


クロスオーバーして

より充実するような感触です。


また、次に繋がるようにしたいです。




半年点検のついでに

憧れのチタンマフラーを装着しました!


新品なので、

付着している油が焼けてもくもく白煙がでますDASH!

焼ききるために、

高速を2時間程走りに行きました!

早速、フローティンググリップや

センターキープを意識して走ってみました。


無事、煙は出なくなりましたチョキ

MORIWAKI スリップオンマフラー