どうも私、

二輪教習の時からね…



どうして

鬼教官ばかり引くのか…!笑い泣き




本日、警視庁主催の

ライディングスクールに参加しました。


練習場までは片道約一時間。

初心者は行くだけでなかなか疲れます。


受講生約20人に対し、

なんと10人以上の指導員が

いらっしゃいました。

認定指導員の方々はボランティアだとか。

週末に、恐れ入ります。



初心者(免許取得3年以内&リターンライダー)

対象の講習に参加しました。


若葉マークを貼りまくったCBRで

キョロキョロしながら練習場へ。


初心者全開、挙動不審。


指導員の方が手を振り誘導してくれます。

「よくここまで

頑張って乗って来たねえ!」と

ねぎらいを受けましたチュー


幼稚園児のように褒められる初心者



初心者講習。

しかし、どうもここでも、

私はぶっちぎりで

一番初心者のようです…。


皆さん私より遥かに乗られている様子で

慣れた様子で練習場の駐車エリアへ。



これ、また

なんか場違いなヤツか…?滝汗



まずは車両点検と

基本乗車姿勢のレクチャーが

女性警察官からありました。


次に、

3速40キロからの急制動練習。

自分のバイクでやると

無駄に慎重になり、おっかなびっくり滝汗


メイン練習、コース走行です。

コースを、ローギア縛りで走ります。


コーススラローム程の

テクニカルなものではありませんが、

クランクやS字やUターンを、次々に

ローギアでメリハリをつけて走る練習です。


ここは自分の技量で自己申告し、

4グループにレベル分け。


勿論、私は

一番低いレベルのグループを志願。

更に初めから最後尾を希望しました。


要領もコースも全くわからないので

ゆっくりやろう。



…それがかえって

運の尽き(?)でした…



なんと、

一番ベテランの指導員の方が登場!


指導員「じゃあ、あなたは

私と一緒にやりましょう!!!!!」



こ、声がデカいね…滝汗


かなり年配の指導員だね。

ありがたい事に、マンツーマンしてくれると。



しかし、

そこから私の悲劇が始まった…



クランクを通過するとき

低速で行くのかな?と思い

最初、もたもた曲がっていたら



指導員「そんなモタモタ

曲がるんじゃない!!!

クラッチなんか使わない!」



ゲッソリいきなり、怒鳴られる。



どうやらある程度の速度を出しながら

車体を倒して曲がると。


クランク出て、すぐUターン。

ちょ、曲がりきれない!


指導員「ほら!余計な所見てるからでしょ!

それじゃ曲がれるわけない!

ちゃんと先を見る!!!」



超怒鳴られる

なんかテンパってくる滝汗


あれ、久々だよこの感じ



指導員「遅ーい!もっと速度ないと!

そんなんじゃあ曲がれなくて倒れる!!!」



ぬ…ぬおおおお…うずまき


アクセルをちょっと開け、速度を足すも

なんせローギア。

調整が難しい…


指導員にひたすら追従して回る。

…つ、次、どっち行くん?

おたおたしながら走るので

視線もなかなか定まらない。


先生、速度を出しつつも

エンブレやリアブレーキを巧みに使い

バンクさせて右に左に小回りしている様子。


そもそも普段

ローギアでこんな走り方しないから

操作自体が怖ぇ笑い泣き


ぐわんぐわんしてエンスト…



指導員「ほら怖がってるからそうなるの!」


だって怖ぇもんは怖ぇんだい


指導員「はいエンジンすぐかける!

リアブレーキでちゃんと速度調整するー!」



怒涛の様に怒鳴られる…



なんかなんかなんかなんか違うぞ?


…ちょ、初心者講習…

…ですよね滝汗



もしや、この先生って

鬼教官?!?!



ようやくひと休憩。

いきなり怒鳴られ

ボディーブローをしたたかに喰らった

ボクサーのように

ヘロヘロになりながら停車。


のっけから怒鳴られまくって

頭はいっぱいいっぱい。



指導員「体がガッチガチだよ?

よーく、こんなんで、

ここまで自走してこれたねぇー!

わーっはっはっは!!!」


いや、貴方に怒鳴られてテンパってるんですよ



どうやら先生、御歳70オーバーで

本日、一番のベテラン指導員とのこと。

大型バイクで、ひらりひらりと

コースを走る。超人かよ。


マンツーマンが必要な受講生は

よく、この先生が見ると。

ありがたい事です。



…しかし、怖ぇ…



指導員「さーあ、引き続き

びしびしスパルタで行くからね!

本当はね、

竹刀持ってやりたいくらいだぞー?

わっはっはっはー!!!」



ちょ、竹刀てガーンガーンガーン

やめてくれ昭和の練習!!!

御自らスパルタ明言…



…もう、まな板の鯉。

よし。腹を括る。

一旦リセットし、心を無にする。



上半身の力をなるべく抜いて走り出す。

緊張からか、

車体を下半身で制御する事を

すっかり忘れていました。


カーブ時のお尻の体重移動と、

ステップの踏ん張りを効かせると

曲がる時に上体が力まず

ローギアでもアクセル操作が安定し

バンクさせる事ができました。


…そういえば、自分のバイクで

まだしっかり傾けて走った事なかったですね。


そもそも都会の公道で

なかなかそんな走行できる場所がない



徐々に安定して

クランクやカーブが

通過できるようになって来ました。


ただ、Uターンの場所が

なかなか上手くいきません。

大回りになったり、回りきれなかったり。



指導員「もっと小回りー!!!」


指導員「よし!さっきより

だいぶマシになったじゃない!」



怒られたり褒められたりと忙しい。



いよいよ集中力的に、

結構ヘロヘロである…



ラスト、左Uターン…


んのおおっ???


ズゴーン!!!(転)



指導員「あーあー

最後でやっちゃったよ!!!」


笑いながら怒鳴るセンセ

しかし一緒に起こしてくれる



あーあーあ…


シフトペダルが無残に内側にひん曲がってる

これじゃペダル踏めねえ…

カウルも割れているよ…



とりあえずギアが何とか入る位置まで

工具で応急処置してくれる先生。


講習、終了チーン



指導員「よく頑張りました!

懲りずにまた練習に来てね!!!」



警視庁の、ライディングスクール。


優しくゆっくり教えてくれるもんだと 

考えていた…

甘かった。



鬼のベテラン年配指導員

超•鬼教官を引き

久々に、やりがいがありましたチーン


しかし優しい先生は

他にたくさんいた模様笑い泣き



スパルタ指導と、転倒&バイク損傷で

午前のみの講習にも関わらず

ズタボロになった気力を引き摺り、

曲がったシフトペダルを慎重に操作しながら

渋滞気味の都心部を

何とか正気を保ちつつ帰りましたチーンうずまきうずまき



帰って、

担当のホンダのお兄やんにすぐ電話。

またもバイクを壊した私に

もうお兄やんも驚かない。

来週、シフトペダルの交換と

カウル交換費用を見積もって貰います。




半年点検までに、

何回、修理に出しとんねん…